皇帝鷹<グリフォン>
種別:鳥獣 肉体:実体 格:6 知名度:3(シルヴァードのみ5 ノースパール地方のみ1)

外見は、尾の先から嘴まで3m、翼は6mにもなる巨大な鷹。
毛色は普通は鳶色だが、中には純白の毛色、漆黒の毛色を持つものがあるらしい。
たいてい、前者は天の御使い、後者は地獄の死者として描かれる。

知能が高く、なかには言語を操る種もあるという。
鋭く頑丈な鉤爪と嘴を持ち、小さい種の竜ならば、互角以上に戦える。

繁殖期、雄は同じグリフォン、または雌馬と交わって子をなす。
グリフォンとの子の場合はやはりグリフォンが生まれ、馬との子の場合は半獣鳥<ヒッポグリフ>という獣が生まれる。

雄はたいてい一匹で行動する。
雌は雛を連れている事があり、その場合の凶暴さは普段と比較にならないほど。
普段のグリフォンならば縄張りを荒らさない限り襲い掛かってくる事は無い。

稀に、非常に攻撃性の高いグリフォンが存在する。

特殊攻撃:
無し

対処法:
縄張りに近寄らなければ人族を襲うことは無い。
過って踏み入れてしまった場合も即刻立ち去ればよい。
ただし、繁殖期の雄に出会った場合、雛を連れた雌に出会った場合は、こちらが見えなくなるまで襲い掛かってくる。
その場合は脇目もふらずに逃げ出すか、森の中や洞窟の中に逃げ込むこと。

あえて戦う場合は、寝込みを襲うこと。
弓や魔法をもたない場合は絶対に挑んではならない。

グリフォンは、巣を木の上ではなく、崖などに造ることが多い。