Pbem
〜Dragon Pursurs〜
竜追い達の唄

フーリーズ平野:
バーマードの肥沃な平野地帯。
シルヴァードの南に広がっており、旅人の姿もたまに見られる。


フーリーズ平野:
シルヴァードと、ハレットの草原を隔てる平野地帯。
騎士団の騎馬隊の訓練にも使われており、たまに、大規模な模擬戦を見ることも出来る。
魔物の数は非常に少なく、出会うとしても下等な、知恵のない妖魔や精霊程度だ。

投稿(件名…フーリーズ平野)
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戦闘

「わーわーわーわーわー!!!!」
よくわからない悲鳴をあげながらリアスは身を燃やす。燃やされた身体は炭にならなかっただけまだ幸運だっただろう。
(・・・、戦闘不可能ってやつか・・・)
炭が風に吹かれ散っていくように、リアスはその場に倒れる。
そして、かすれがちな声で何とか魔術を紡ぐ。
カイは反射的に手に持ったチャクラムを投げようとしたが、すんでのところでそれが治療用の魔術式であることに気付き、動きを止めた。

「仄白き、暖かな夢の粒よ。
大いなる竜の、優しさの欠片よ。
我が円に集い、明かりとなって、癒しを与えよ」

リアスはあお向けになり、空を見ながら魔術を構成し始める。
「降参だ・・・」
そうカイに聞こえるように呟くと同時に魔術を放つ。魔術は円を描くようにリアスとその周辺を照らし輝かせた。

 リアス
 「魔術」(ヒールサークル)
 …、成功!

≪戦闘終了≫

カイ
PP:0.1
SP:0.2
BP:0.1
IP:0.1
格闘0.1
魔術0.1
体術0.1
軽業0.1

リアス
PP:0.1
SP:0.2
BP:0.1
IP:0.1
騎士教養武官0.3
魔術0.1



 
戦闘

カイとリアスは同時に詠唱をはじめた。
先におえたのはリアスだった。

 リアス
 「魔術」 シャイニングガープ
 …、成功!

「青き淡の炎。遍く夢の力よ。
爪牙を退ける鎧となって、我が身を包め」

リアスの身を、青い光の衣が包み込む。
シャイニングガープ。敵の攻撃を退ける、防御の魔法だ。
カイはマナエクスプロードの詠唱で、リアスを挑発して動かす意図だったのだが、彼女が動かずにいたことで案を外していた。
仕方なく、カイは詠唱を続行した。
リアスはその場で待機している。

 カイ
 「魔術」 マナエクスプロード
 …、成功!

「猛き、風に舞い上がる炎の小人達よ。
広き、その空に踊る激しき狩人達よ。
狩りの時間は来た、贄は其処にある。
来よ! 羽ばたきて燃え上がれ!」

詠唱終了と同時に、リアスを中心に赤銅色の光線が眩く。
「いっけぇぇっ!!!!!
マナエクスプロード!!」
光線が集束し、圧倒的な炎熱を生み出しながら爆裂する。

 カイ
 「マナエクスプロード」
 …、命中!
 >35ダメージ!

リアスは避けようとするも、カイの火球の炎は激しく膨れ上がり、リアスに追いつき、追い越し、直撃する。
ほぼ全身を爆炎に包まれながら、リアスは己の魂の質、水が炎に焼かれるのを意識する。
光の衣が少しは軽減してくれたが…
もはや、戦闘続行は不可能に近い!

カイ
 47/71
 39/59
 行動ペナルティLV1

リアス
 3/62
 40/60



 
戦闘

カイは受身にで、リアスは攻勢を維持するために突進した。
相手の攻撃を受けて、その隙を貫くつもりのカイに、リアスの「真空烈」が唸る。宙のみを素早く、幾度も斬り裂く。斬撃は大気に亀裂を生み、亀裂は自然の法則にしたがって、可及的速やかに元に戻ろうとする。空気の移動はあまりにもはやく、刃にもなる。
「っでやぁぁぁ!!!!」

リアス
 「片手剣術」(真空烈)
 …、命中!
 >14ダメージ!

リアスの意図に気が付いたカイは跳び退ったが、避けきれず、脚部を真空の生み出した風の刃が打つ。
続けざまに攻撃しようとするリアスに、カイは痛みを堪えながら、動作をあわせてカウンターを狙う。

カイ
 「格闘」(カウンター)
 …、掻い潜り成功!
 …、命中!
 >24ダメージ!

「はぅ!!」
リアスは転倒しかけるが、かろうじて均衡をとり、再び距離をとった。

カイ
 47/71
 59/59
 行動ペナルティLV1

リアス
 38/62
 46/60



 
戦闘

カイとリアス、互いに相手に向かって動く。
リアスは全速で、カイはやや遅く。
「大気に遍く自由なる風…」
魔法の詠唱を行うカイに対して、接近したリアスが先制攻撃を仕掛ける。
やはり、少しの距離があっても、一対一の時に魔法を成功させるのは難しいようだ。
「はっ!!」

リアス
 「片手剣」>カイ
 …、命中!
 …、失敗!
 …、失敗!
 >10ダメージ!

カイの魔術は、その痛みと衝撃で集中が途切れ、霧散した。
リアスが畳み掛ける。
二段斬り。

リアス
 「片手剣」二段斬り>カイ
 …、失敗!
 …、失敗!

「しまった!!」
傷を受けながらも、身体を逸らして二段の斬撃を躱すカイに、相手への賞賛と自分への罵声をこめて声を上げる。そして、彼女は間合いを取り直した。
 

カイ
 61/71
 59/59

リアス
 62/62
 53/60



 
カイ・フォーティラス

カイはリアスと一定の距離をとる。間合いはざっと7mほど……
近すぎていきなり攻撃よりはいいだろう。

リアス<

「それじゃ……手加減しないからね♪」
そしてカイは膝を少し曲げ僅かに前傾姿勢で構えた。



 
リアス・ブルーライト

リアスはカイと模擬戦闘をするためにここへ来た。
(さて・・・、どうするかな・・・)
剣を抜き払い、誰もいない方向で素振りをする。剣の軌道は時間を追うごとに変化し、複雑化しているようだ。
(こんなもんかな・・・。)

カイ<

リアスは剣を持ったまま軽くストレッチをすると、カイへ向く。
「始めるか?」