“ラマァ”一覧
 
 ラマァの本体は小さな球状(重量1 容量0.3)で、柔らかいのだか硬いのだかよくわからない感触をしており、その身に持ち手の属性の色を映す。
 誰も手にしていないときは無色の中に、周辺の魔力の色彩を映し出す。
 ラマァは部品を組み込むことで、その姿、性能を変える。
 部品には2種類ある。

   : ラマァの形態・性能の方向性を定めるもの。

 補石: 型の性能を補い、増加するもの

 型にはさらに2種類あり、ラマァに一つ目の型を組み込み、そしてその型に対応した二つ目の型を組み込む。これでラマァは完全なものとなる。そこに補石を組み込むことで、性能を調整することとなる。

 「剣」なら「剣」を、「礫」なら「礫」を組み込む。中には複数の形態に対応したラマァも存在する。組み込める型・補石の数には限界がある。
 一つ目の型には「力石(ちからいし)」と「紅石(くれないいし)」の2つの能力がある。
 ラマァに組み込む二つ目の型・補石はこれらの石を動力源にして作動する。
 組み込んだすべての型・補石が消費する「力石」の数値の合計が一つ目の型の「力石」の数値を超えることはできない。
 また、ラマァを作動させるには一つ目の型が持つ「紅石」の輝きが必要となる。
 作動させるたびに「紅石」の輝きは陰っていき、やがて失せてなくなる。

 輝きはラマァを使用せずに3時間経過すれば取り戻されるが、紅石に負荷を掛けすぎた場合(紅石の数値をマイナスにしてしまった場合)は、月の光に一晩以上浸しておくことでしか回復されない。

 ラマァの発動
 
 @ラマァには様々な性能があるが、大抵は「虚:1 実:1」の行動力を消費する。
 A「シフト」は「虚行動」で行い、「-1/-0」の消費となる。また、一度「シフト」し、シフトをする前の状態に戻すには再度「シフト」をする必要がある。その都度、「紅石」は消費される。
 
一つ目の型
ラマァの名前 値段 形態 容量 出力 外観・説明
力石 紅石
“ガルム”のラマァ 950 25 55 100%  ラマァに銀の棒状の形を与える。“剣”のラマァの改良・発展の型。
 銀の棒状の形は、かれらを象徴するものでもある。
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“剣”のラマァ 450 15 35 90%  ラマァに青銅の短剣の形を与える。
 他種族の持つ剣へのイメージがあまりにも多岐にわたるが故に、もっともラマァというものの性能を隠蔽することに適した形状。
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“盾”のラマァ 350 15 35 90%  ラマァに銅の丸盾の形状を与える。
 身を守ることを優先とするマインドフレイアたちが愛用する。
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“瞳”のラマァ 350 17 50 85%  ラマァに鉄の額冠の形を与える。
 物理的な防具としての性能が高く、また安価。
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“石弓”のラマァ 400 12 60 75%  ラマァに小型の石弓の形を与える。
 旅に出るマインドフレイアたちの中でもっとも広く使われている。特に紅石の容量に改良を重ねられており、従来品の中ではトップクラス。
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“松明”のラマァ 400 14 45 75%  ラマァに皮革の手甲の形を与える。
 性能は優れているとは言えないが、その「形態」が貴重であるため、比較的人気が高い。
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“碑文”のラマァ 350 15 70 70%  ラマァに琥珀の腕輪の形を与える。
 完全にひとつの目的に特化したもので、ずば抜けて高い紅石の容量を持つ。
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付加すべき(二つ目の)型
 【鉾(型)】
名称 値段 消費 貫通力 最致 命中 防御 射程 範囲 属性 備考
力石 紅石 1 2 3
 白い牙 100 5 2 15 6 6 20 30 20 1   物理     力場によって切り裂く
  18   16 20 2   物理     力場によって突き刺す
特殊   説明  もっとも基本的な形の「鉾」。短い間合いに可視性の力場を発生させ、攻防に使用する。
名称 値段 消費 貫通力 最致 命中 防御 射程 範囲 属性 備考
力石 紅石 1 2 3
 白い鐘 100 5 2     21 21 30 20 1-2   物理     力場を叩き付ける
                        
特殊   説明  打撃型の鉾。大きく平たい力場を発生させて打撃する。
名称 値段 消費 貫通力 最致 命中 防御 射程 範囲 属性 備考
力石 紅石 1 2 3
 白い針 100 5 2   25   20 15 10 1   物理     力場によって突き刺す
                         
特殊   説明  刺突型の鉾。鋭く細い力場を発生させて貫く。
 【鉾(補石)】
名称 値段 力石 紅石 最致 命中 防御 射程 範囲 備考
 理力の槍 150 3 3 0 +5 0 0 -5 -10 +1 貫通 「シフト」によって攻撃性能を変化
 刺突の形態を持つ鉾の性能を修正する補石。突きの攻撃型を一定の間合い内を貫く型に変更する。
 射程も伸び、射程「1」「2」ならば射程「1-2」「2-3」へ、射程「1-2」「2-3」ならば射程「1-3」「2-4」となる。
名称 値段 力石 紅石 最致 命中 防御 射程 範囲 備考
 理力の斧 150 4 3 +3 0 +3 5 -10 -5 0 0_3 「シフト」によって攻撃性能を変化
 斬撃の形態を持つ鉾の性能を修正する補石。攻撃を扇形(前方3スクエア)を薙ぎ払う衝撃波に変更する。
名称 値段 力石 紅石 最致 命中 防御 射程 範囲 備考
 理力の楯 150 3 2 0 0 0 0 -10 +15 0 0 「シフト」によって攻撃性能を変化
 すべての鉾の性能を修正できる補石。攻撃の性能を低下させ、防御能力を向上させることができる。
 【壁(型)】
名称 値段 消費 貫通力 最致 命中 防御 射程 範囲 属性 備考
力石 紅石 1 2 3
 黒い円板 100 5 3                 物理     楯の力場を展開する
武装度35 防御度40/40/40
耐久30/75:10
                物理 魔力 使い手を包む力場を展開する
武装度100 防御度25/25/25
耐久20:50:20
特殊   説明  戦闘における防御に優れた「壁」。武器を防ぐ楯、ほぼあらゆる衝撃から使い手を守る防壁、2種類の力場を展開できる。
 一定以上の打撃を受けると、力場が粉砕される恐れもある。その場合、防ぎきれなかった衝撃が使い手を傷つけることとなる。
 ラマァ自身の形態が楯であったときは、力場と楯の併用も可能。
名称 値段 消費 貫通力 最致 命中 防御 射程 範囲 属性 備考
力石 紅石 1 2 3
 黒い方板 100 5 3                 物理     楯の力場を展開する
武装度45 防御度55/55/55
耐久35/75:10
                物理 魔力 楯の力場を展開する
矢や魔法の“礫”を跳ね返す力を持つ。
武装度30 防御度30/30/30
耐久25/55:10
特殊   説明  楯としての防御力に特化した「壁」。
 特殊な作用を持つ力場を発生させ、使い手を狙った弓矢や魔法の矢を反射させ、防御することができる。
名称 値段 消費 貫通力 最致 命中 防御 射程 範囲 属性 備考
力石 紅石 1 2 3
 黒い球板 100 5 3                 物理     楯の力場を展開する
武装度20 防御度60/60/60
耐久35/50:10
                知覚   使い手を包み込む力場を展開する
特殊   説明  あらゆる視線から隠し、魔力による探査からも使い手を遮断する力場を展開する。使い手はラマァの操作にほぼすべて意識を集中させなくてはならない。ゆっくりと歩くことくらいならば行えるが、他の行動を取ってしまうと力場を崩壊させてしまうこととなる。
 【楯(補石)】
名称 値段 力石 紅石 最致 命中 防御 射程 範囲 備考
 鷹の爪 150 3 3 12 6   15 25 - 1-2   力場によって引き裂く
 「壁」のラマァに最低限の攻撃性能を付加する。
名称 値段 力石 紅石 最致 命中 防御 射程 範囲 備考
 鷲の翼 150 3 2                 力場を強化する
武装度+15 防御度+10/+10/+10
耐久+5/+0:+5
 力場を展開する際に、余分に紅石を消費することで、「壁」としての性能を強化する。
名称 値段 力石 紅石 最致 命中 防御 射程 範囲 備考
 梟の知恵 150 5 3                 力場の性能を変化させる
属性:「炎」「冷気」「稲妻」
 力場を展開する際に余分に紅石を消費することで、力場の性質を変え、通常は遮断することができない衝撃のみを防ぐ。