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〜Dragon Pursurs〜
竜追い達の唄

騎士王国シルヴァード
大陸の東部、バーナード地方の列国、最強の国。
剣王ハルッサムによる安定した統治を受け、現在が史上の全盛期と言われている。

:騎士王国 王立図書館:
 シルヴァードには、数多くの図書館が設立されている。 
 だが、この図書館の蔵書数を越えるものは、一つとして無い。 
 この図書館は、シルヴァード建国以前より、この地に在った。 
 外から見た様子とは異なり、中は、異常なほどの広大さである。
 中は吹き抜けのある五階建てで、さらに地下まである。 
 書物の確認がされているのは、一階から三階までで、四階、五階及び地下の書物は、まだ確認は為されていない。
 地下の階数は不明である。 
 というのは、地下へ足を踏み入れた途端に、魔法生物の守護者が襲い掛かって来るからだ。
 独特の建築様式は、大魔術師王国イ=サードの“矜持”の大図書館と同様で、これら二つの建築物の関連を調査する学士団の設立が検討されている。
 この図書館の管理人は、七十歳の人間、通称バスター爺さんである。

投稿(件名…騎士王国 王立図書館)
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GM

 バスターの言葉に頷いてから、アリシアは当座の生活費を稼ぐために竜追いギルドを目指して、図書館をたった。
「ほなありがとぉ。また後で来るわ〜」
「うむ。次は茶菓子でも持ってくるのじゃぞ。そうすればわしももうちぃっとは親切に相手してやるわい」


 
バスター爺さん

アリシア<

「ふむふむ。好奇心旺盛なのは良い事じゃな。
 そうじゃの…
 一つ目の質問には、この国には魔法を使える人材が限りなく少ないという事に起因する…、と答えておくかのう。
 太古に記された本には、数多の種類の文献がある。
 地図、料理の本、武芸書…、そして魔道書じゃ。
 特に魔道書というものには、ペンとインクではなく、奇蹟の力を使って記されたものが多く、そういったものにはまた、本自体を守るための力が働いている事がある。単に本そのものを時の流れから保存するためのものだったら良いのじゃが、それが、その本を読むのに相応しくないものを排除するための力である場合は、都合が良くないのは分かるな。
 残念な事にこの図書館にはそういった本が多く、それに対して、そういった力を安全に消去する事ができるほどの魔術の使い手はこの国には、あまりいないのじゃ。
 そういうわけで、わしひとりでこの図書館の書棚を整理しているのじゃ。
 …。さて、二つ目の質問に答えようかの。
 どういった種類があるのかというものじゃが、そうじゃな、先ほど述べた通りじゃよ。ピンからキリまで、としか言えんの。完全に正確な答えを望むのならな」
 ふう、と息を吐いて、
「住み込みの司書か…。ううむ。別にお前さんを雇ってもいいのじゃが、相当に退屈じゃぞ? 来る日も来る日も本の整理に目録付け、最初のうちは楽しいかもしれんが、そのうち、“膨大な知識”というものに厭いてくるのう。若いうちは、ちょっとした調べ物くらいにしたほうがええ。この図書館にいる理由はな」



 
アリシア=ウェルウェイ

バスター<

「危険度大陸一の本って、どんなやねん・・・もぉちょい、力つけてからかな。」

 アリシアは、それからバスターに以下の事を聞いた。
 何故いまだにこの図書館の本は整理されてないのか。
 どんな類の本があるのか。

「あと、住み込みの司書とか、募集しとらんかなぁ?
 うち、一文なしやねん・・・」

とりあえずは、当面の生活費を稼ぐため、竜追いギルドに向かいます。
バスターさんにお礼を言って、図書館退室。
「ほなありがとぉ。また後で来るわ〜」



 
バスター爺さん

アリシア<

「んん?
 ……」
 まったく礼儀のなっているんだかなっていないんだか…とぶつぶつ呟いてから、
「上に人が入っておらんと?
 まあ、整理もされておらんし、混沌しているからなあ。
 別に入るのを禁止してはおらんが、危険度大陸一の仕掛けがされた本などもあるかもしれんから、見るときは気をつけるんだぞ」
 相当な高齢にありながら少しもがたのきた様子が無い。
「書棚の様子も入り乱れているから、迷子になるかも知れんな。はっはっは」



 
アリシア=ウェルウェイ

バスター爺さん<

「なぁなぁ、ここのヒト?
 ちょぉ聞きたいんやけど、ここの上ってどうなってるん?
 地下はともかく、なんで上の階まで人がはいっとらんの?」



 
GM

 アリシアはシルヴァードの土着の伝説やおとぎ話について、調べ始めました。

 アリシア:「文献調査・伝承」

 アリシアは、幾つかの伝承について著された文献を発見した。
クロバリア村と妖精について―2―(カル・フランソワ著)
魔人伝 ロンド・ロンド篇(ミスロワン著)
 クロバリアの伝承は、アリシアも聞いた事がないものだった。
 魔人伝は、おそらくシルヴァードがまだ深い森林に包まれていた時代、この辺りの地方に住んでいたとされる巨人の話を元にした物語だろう。どちらも普通に探そうとすれば見つからない文献だ。

 書物をあさっていたアリシアは、この図書館の管理者であるバスターとであった。彼女はまず自己紹介し、



 
アリシア=ウェルウェイ

 満面の笑顔で王立図書館に駆け入っていく。
 アリシアは大量の蔵書を前に自分の研究をできる喜びに溢れていた。

「いや〜、さっすが王立図書館やなぁ・・・。くぅっ!こっちに出てきてよかったわぁ!
 さて。リキ入れて調べよか〜♪」