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〜Dragon Pursurs〜
竜追い達の唄

守護者の町フラヌ:
フィアデルト地方の南部に位置。
人族の領域がまだこの地帯に行き渡っていなかったとき、ことあるごとに、魔物の軍勢の攻勢にさらされていた町。
現在でも、南部からやってくる魔物達が徒党を組みこの町を襲撃してくることがある。
そのような中で、この町の住民は皆「強い」。
「不落のフラヌ」として、人族と魔族のどちらにとっても名高い場所である。

:守護者の町 カルガラ獣具:
 鍛冶街の外れにある万屋。
 店主のトーマ・カルガラは高齢の人間で、混乱期のフラヌに新しい技術を伝えに来て、そのままこの街に居着いた狩人である。
 鉄もその他の金属もなくなり、戦うための武器がなくなりかけていたこの街に、かれはこう言ったのである。「武器の材料なら、敵が持っているじゃないか」。
 人間の兵士としての美学に縛られていたかれらに、トーマは黙々と、魔物の牙や爪、毛皮から作った装備を渡し続けた。武器がなくなり、地底国からの援助を受けることが出来るまでの3年の間、この街を支えたのは確かに、トーマが伝えた「獣具」であった。
 それらを使う必要のなくなった今では廃れてしまい、フラヌではかれ以外に「獣具」を作るものはいない。
 
投稿(件名…守護者の町 カルガラ獣具)
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