PBeM
〜Dragon Pursurs〜
竜追い達の唄

境界都市オウロ
霊峰サーマヴァーロフの山脈にある、北と南の唯一の陸路を支配する国の首都。
有能な狩人たちが多く、彼らからなる野伏部隊は、山地での戦いなら大陸で最強の実力を持つといわれる。

:境界都市 バーナーン商店:
 境界都市オウロの、その都の商業をほとんど一手で引き受けている商会の店。
投稿(件名…境界都市 商店)
戻る


 
フィック

ラウス<

 意気揚揚として、
「では、早速冒険ですね。
 早く、ギルドに行きましょう行きましょう」
 ラウスの抱えた、ごつごつと膨れ上がったバッグを面白そうに見ながら言う。



 
店員

ラウス<

「毎度どうも、ありがとうございます〜」



 
ラウス=ウォード

(1300Rdか…)
 ラウスは店員をの様子を見る。まだ値切れるかどうか相手を値踏み――しかけた直後に急いでいることを思い出す。
 まだ値切りたい、という思いを振りきって笑顔をつくる。

店員<

「いやぁ助かります。それじゃ1300Rd…と」
 ラウスはお金を払うと、バックパックに買ったものを積め込んだ。改めて背負い直したバックパックはあちこち変形していたが、彼は気にしないことに決めた。



 
店員

ラウス<

「ええ? 参りましたねえ」
 困ったように頬を掻く。なんだかのんびりとした店員だった。
「そうですねえ。たくさんお買い上げですし、じゃあ、1300Rdくらいで、いかがでしょうかあ」



 
ラウス=ウォード

店員<

「う〜ん、そんなになりますか?
 まいったなぁ、今手持ちがあまりないんですよねぇ」
 考えるように顎に手をやる。
「で、ものは相談なんですが、ちょっとだけオマケしてくれませんか?」



 
店員

ラウス<

 店員が答える。
「たくさんご入用なんですねえ。ええと……、全部で、1400Rdになりますね」



 
ラウス=ウォード

 ラウスは商店に入ると早速品物を手にとって見始めた。そのなかで良さそうなものを手早く選んでいく。もちろん頭の中では、それらの勘定を忘れていない。
「これとこれと……これもいるかな?」
 ラウス時折呟きを漏らしながらも、あっという間に必要なものを集めた。

☆清算にいきます。

店員<

「これだけ欲しいんですけど……」
 言いながら抱えた商品を出す。

 食料8個、キュアポーション2個、フラグランスポーション2個、フック1個、コンパス1個、七つ道具1個。