守護者の町フラヌの西部に広がる原野地帯。 連合軍が進出してくるまでは、ただの旅人が歩くにはとても危険な地帯であった。 現在でも、そこまでは安全ではない。 |
GM |
アイアンイーター一行は森から戻ってくる。 ビーンは途中で海に寄り、必要な処理を終える。 猿の手や足、毛皮などを残して後は適当において行く。 「この毛皮は、なぜか魔法に対して非常に強い防御力を持っているんですね。こういう不思議なものにこそ、カルガラ先生の技術を使う意義があるというものです」 ビーンの講義を聴きながら…… 二人は、守護者の町に戻り、ビーンの作業場に向かった。 途中で、また数匹のジャッカル(それもまた群れからはぐれている奴らが)にであって、蹴散らしていった。 |
GM |
その後は、獣や魔物との遭遇もなく、遺跡の森へたどり着くことができた。 |
アイアンイーター |
ビーン< 「よし。では、進むか」 |
ビーン |
アイアンイーター< 「はい、それはもう、何一つ」 元気の溢れた声で答える。 これが目的の獣だったら……と、惜しそうにジャッカルをみる。 |
アイアンイーター |
ビーン< 「怪我はないか?」 斧についた血や脂を拭いつつ、問いかける。 |
GM |
もう、この近くで彼ら二人を獲物にしようとするような存在はいなくなったらしい。 |
戦闘 |
突然走り出したアイアンイーターに、その相手となったジャッカルはすぐさま反応した。 ジャッカルAに攻撃! > 優秀な命中! > 31ダメージ! 撃破! しかし、鈍重そうに見えて、このドワーフの動きは恐ろしいほど素早い。一気に間合いを詰めると、一撃でジャッカルの身体を粉砕してのける。 ビーンは、言われたとおりにしっかりと付いてきていた。 戦いの経験がない学者らしいが、反応はよいようだ。 残り二匹のジャッカルは、弾かれるようにして、たった今仲間を一蹴したばかりの獲物に向けて突進する。 アイアンイーターは、ビーンを後ろに庇って、守護者の斧を構えて立つ。 まず、一番近かったジャッカルが襲いかかってくる。 アイアンイーターに攻撃! > 優秀な命中! < 斧による防御! 脚を目掛けての攻撃を、アイアンイーターは斧で防ぐ。 続けて、 アイアンイーターに攻撃! > 失敗! アイアンイーターは、敵の波状攻撃を捌くと、暴風の様に斧を振り回した。 ジャッカルBに攻撃! > 命中! > 21ダメージ! > 「朦朧」! > 「転倒」! ジャッカルCに攻撃! > クリティカルヒット! > 38ダメージ! 撃破! 二匹目は痛打を受けて地面に転がり、三匹目は最初のジャッカルと同様に粉砕される。 二匹目はまだ息があるが、士気は崩壊している。 何とか体勢を立て直そうとするが、それより早く、ドワーフが襲いかかる。 ジャッカルBに攻撃! > 30ダメージ! 撃破! 戦闘終了 |
アイアンイーター |
ビーン< 「なるべく、おれから離れるな」 手近な獣めがけて、走り出す。 |
GM |
ジャッカルは、最初はこの二匹の獲物をどうするか判断がつきかねていたようだが、結論が出たらしい。 次第に輪を狭めてくる。 あたりは背の高い草で覆われていて、姿勢の低いジャッカルたちの姿は、見えたり隠れたりする。 天気はやや曇りがかった空で、風はない。 二人と三匹の相対距離は、10m弱だ。 |
ビーン |
アイアンイーター< きょとんとして、それから慌てて周囲を見渡す。 「おお、獣ですか!」 しばらくそうやってあたりを観察してから、失望した様子で呟く。 「ジャッカルですか……。私の興味の対象ではないですねえ」 |
アイアンイーター |
ビーンの腕を引いて、歩き続けながら、静かにするように言う。 「獣に囲まれている。腹を空かせているらしい」 |
GM |
フラヌを出たアイアンイーターとビーンは、遺跡の森まであと少しといったところで、目的のものではない獣と遭遇する。 大陸全土に生息しているジャッカルだ。 アイアンイーターにはその種類はわからなかったが……。とりあえず、群れから外れたらしい、犬によく似た動物が三匹ほど、周囲を取り巻くようにしてこちらの様子をうかがっている。 ビーンは全く気がつかず、陽気に歩いている。 |