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 弓は、材質を調整、あるいは追加することによって、簡単に独自の物にカスタマイズできます。
 なお、全ての項目を設定する必要はありません。
 その場合、設定しなかった場所は「通常」で行われます。

単弓(セルフボウ)…材料(木材や動物の腱)を一種類ずつだけ使用した弓
張り:12 サイズ:12
命中補正15% 威力80% 威力確実性0% 有効殺傷120% 射程5-60 装填2

1.弓の材料を選択する
 自分の財布や趣味、能力値と相談しながら設計します。
 通常の材質を使用する場合、この項目は設定する必要はありません。
 ここで設定した項目によって、弓の名称が変わります。
  1.単一の材料で組んだ弓を「単弓(セルフボウ)」
  2.単弓に別の材料を裏打ちしたり革を巻いた物を「強化弓(ラップドボウ)」
  3.複数の材料で組んだ弓を「合成弓(コンポジットボウ)」
 と呼びます。呼び方が変わるからといってどうなるというわけではありませんが(笑)
 基本的に、後の方が威力が高く、射程が長く、扱いにくく力がいる物になっています。

2.弓の張り・サイズを設計する
 最初の数値は「張り12」「サイズ12」に合わせて設計されています。
 張りは弓の跳ね返りの強さ、サイズは大きさで、この時は弓の大きさは120cm程度です。
 初期の性能は、命中精度15% 威力80% 威力確実性0% 有効殺傷120% 射程5-60 装填2となっています。

 張りをサイズを調整することによって、弓のデータを変えられます。
 張りは材料や形状によって設定できる限界が変わります。サイズの限界は25までとします。

 また、能力値によって、通常通りに扱える張りの限界、サイズの限界が存在します。
 「張り」は自分の筋力の数値+3まで、サイズは自分の体格の数値*2までです。
 限界の数値を超えると、超過に応じたペナルティを受けます。

 張り:
  +1するごとに「威力確実性+1.5%」「威力補正+5%」「命中補正-1%」「最大射程+2」「有効殺傷+3」
  -1するごとに「威力確実性-1%」「威力補正-3%」「最大射程-1.5」
 サイズ:
  +1するごとに「威力確実性+2%」「威力補正+3%」「装填+0.2」「最大射程+3」「有効殺傷+1」
  -1するごとに「威力確実性-1.5%」「威力補正-2%」「装填-0.1」「最大射程-3」
 #「装填」最低値は2、「射程」最低値は15です 「命中」「装填」以外の性能の、一桁目が端数になる場合は、「0」「5」の値に調整されます。

 付録:機械弓の場合
  「強度15」「サイズ10」となっています。
  用語が違うだけで、意味合いは弓の物と同じです。

  「強度」などによって、扱うための筋力が設定されます。
  使い手の筋力がこの数値に足りなければ、不足分1につき「装填*1.1」のペナルティが課されます。
  初期の性能は、命中精度17% 威力補正=125% 威力確実性35% 射程3-100 装填20となっています。

  強度:
   +1するごとに「威力確実性+1.5%」「威力補正+2.5%」「装填*1.25」「最大射程*1.1」
   -1するごとに「威力確実性-1%」「威力補正-1.5%」「装填*0.95」「最大射程*0.8」
  サイズ:
   +1するごとに「威力確実性+2%」「威力補正+1.5%」「装填*1.2」「最大射程*1.15」
   -1するごとに「威力確実性-1.5%」「威力補正-1.25%」「装填*0.9」「最大射程*0.75」
   #「操作」最低値は2、「射程」最低値は15です 「命中」「装填」以外の性能の、一桁目が端数になる場合は、「0」「5」の値に調整されます。

3.弓に使用する弦を選択する
 弓の弦の質は矢の安定さにもっとも大きな影響を及ぼします。
 だから出来るだけ高価で良質なものを選ぶ方が良いのですが、下にも書いてあるように、弦は消耗品で、ある程度使用すると切れますので、高価であれば良いというわけでもありません。

 弦の基本的な特徴
 ・消耗品
 ・弦が濡れているときは射撃が不安定になり、また、使用したときの弦の耐久度へのダメージが大きい
 ・使用しないときは、弓から取り外しておく物(付けっぱなしだと、弓にも弦にも良くない)
 ・何本か予備を(湿気たり濡れないしないようにしつつ)持ち歩く物

 通常の弦: 耐久20 限界25 破損5%/70%
 これは、耐久度が20回の弦であること、25ダメージ以上の威力を持つ射撃を行うと消耗が激しくなること、また、耐久度がある場合は使用するたびに5%の確率で弦が切れ、耐久度がないときは70%で切れることを意味します。なお、弦が切れる瞬間、弓術によって技能判定が行われ、それに成功すると、弦は切れるものの、通常通りに有効な射撃が行えます。失敗すると、弦は切れ、なおかつ射撃は大きなペナルティを負い、または失敗します。
 このように、かなり高い確率で弦は切れます。そのため、冒険に出るときは予備の弦を3本〜5本は持ち歩くべきでしょう。

材料:弓本体
Aクラス(弓の材料として優れる)
ユウ(櫟・イチイ)…弾力性と伸縮性に優れる。特に、他の材料との合成弓の第一材料にすることで真価を発揮する。
バンブー(竹)…弾力性に優れ、高い耐久力を持ち、湿気に強い。合成弓にしても、相性の良い材料がないし、単弓としてはオセージオレンジの次点。
オセージオレンジ…弾力性と伸縮性に優れるが、湿気に弱い。単弓になる材料で、この木に勝るものはない。

Bクラス(特に優れるわけでも、劣るわけでもない)
アッシュ(奏皮・トネリコ)…強化弓として使用することで最も高い性能を発揮できる。
グリーンハート…湿気に強い。
ランスウッド…全体的に耐久性に優れる。
スネークウッド…弾力性に優れ、通常よりも遠くに矢を飛ばすことが出来る。
ブラックアップル…特に頑丈というわけではないが、疲労が目立たない材料で、耐久力が落ちても威力が減少しにくい。
パルム(棕櫚・シュロ)…他の材料と組み合わせることで性能を発揮する。

Cクラス(他と比べて比較的、劣る)
ヒッコリー…伸縮性に欠ける。
エルム(楡・ニレ)…弾力性に欠ける。
コーネル(瑞樹・ミズキ)…耐久性に欠ける。
デガメ…湿気には強いが、弓の材料としてはいまいち。
ハゼ…弾力性も伸縮性も通常以下。
アズサ…性能としては並だが、熱と湿気に非常に強い。

その他
裏打ち・革巻き…
革のベルトや金属板などを弓の裏側に打ち付けることで、弓の威力を向上させる。
竜追い達の唄では、使用する材料の種類によって、弓の性能変化の他に、副次要素が追加されることがある。

材料:弦
通常…麻の糸や動物の腱などを使用する。
強化弦…叡智の塔が生み出した、魔法的な強化を得た弦。湿りに強く、雨天の時などのペナルティが軽減される。
石狼の尾…南方に棲息する石狼の尾を寄り合わせた紐。炎で焼き切れることがない。


合成弓を作成するときには、まず「第一材料」を選択する。
その後、第二材料、第三材料と選択する。
第一材料は、弓の性能の中心となる部分で、第二、第三は、補助的に扱われるものである。

第一材料、第二材料、第三材料を記述して、使用する弦、裏打ちや革巻きなどその他の要素を使用する場合はそれも記述して、メールで送って下さい。
なお、材料は、どの位置(第一、第二、第三)に使用するかによって、性能が変わるものがあります。
更に、その場所によって特殊能力が発動するものもあります。

材料は、森や林などを探索することで発見できますし、店屋で購入することも出来ます。

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