動物
能力値
動物を購入する場合、その動物の能力値をある程度自由に調整することができます。
(自分の要望に応じた動物を市場で探したというような処理です)
ただし、以下のように優れた動物はあまりおりません。
その為に、非常に高い値段で購入することとなっています。
(たとえば非常に優秀な軍馬が名剣が買えるほどの値段だったりしますよね?
鼠でさえ、安いとはいえ品質的には良い剣を買えるほどの価格ですし)
同時に買える優秀な動物の数は三匹までです。
動物自体は四匹以上買えるのですが、それ以降の動物は「能力値を振り分けたり技能を選択したりはできません」。
つまり、能力値としてはそれまでの三匹よりも劣ってしまうということです。
もちろん、シナリオ上で拾ったり出会ったりしたものについてはその限りではありません。
(能力を選択することはできませんが、三匹までのものと同様に高い能力を持ちえます)
能力には四つの種類があり、「戦闘」「知性」「感覚」「親愛」となっています。
「戦闘」は、その動物の闘争心の強さや、戦闘能力を、
「知性」は、その動物の賢さや機転の良さ、
「感覚」は、その動物の鼻の効きや目の鋭さの基準、
「親愛」は、その動物の人族に対する好意の強さや、主人に対する忠誠心をそれぞれ表わします。
動物の名前、種族、種類(犬ならマルチーズやテリア、鳥ならフクロウやハトなど。……なるべく分かりやすいのをお願いします)、大きさ(小型・中型・大型など。ある程度のさじ加減も)、特徴や性格、年齢を記述し、「25ポイント」をその四つ、または下記の「技能」に振り分けて下さい。
物品一覧表では、老馬、荷馬などのような区別がされており、値段も変わっています。あれらの馬に関しては「種族が違う」ような処理がされています。他の動物に関しては、竜追い達の唄で特に記述がされていない限りは、あのようなことはなく、値段が大きく変わるようなことはありません。
振り分けられるポイントは、能力に対してはそれぞれ0から10まで。技能に対しては無制限です。
種類に関しては、細かく書かず「不明」「雑種」などでもかまいません。
技能(あるいは特殊な力)
動物は、その動物が過ごしてきた時間や教育によって――特殊な技能(あるいは特殊な力)を所持していることがあります。
それはかれの個性ともいえ、かれを構成する重要なパーツであることでしょう。
能力値に振り分ける分のポイントを、技能に振り分けて取得することで、あなたの動物はこれらを得ることが出来ます。
技能のほとんどにはレベルがあり、振り分けるポイントを多くすることで、そのレベルを上げられます。
なお、種族によっては、最初から一つ、あるいはいくつかの技能を所持していることがあります。
それについては、個々に質問して下さい。
また、技能はあくまで能力値を補佐するものです。
「剛力」があるから能力値「戦闘」が低くてもいいわけでも、「知能」があるから能力値「知性」が低くてもいいわけでもありません。
技能の種類は次の通りです。
技能名 | 必要ポイント | 限定 | 説明 |
戦闘能力 | 2/4/6 | なし | かれは、仲間内でも優れた戦闘能力を所持している。狩猟やその他の戦いに関する知識を本能として持っており、それは魔物に対しても十分に発揮されることだろう。 |
隠密能力 | 2/4/6 | なし | 影に潜み、影を伝って移動し、人の目につかぬように行動することに長けている。かれは音を立てず、まるでそこに存在しないかのようにして潜むことが出来る。 |
帰巣能力 | 2/4/6 | なし | 方向感覚に裏打ちされた優れた回帰性を所持している。たとえ千里の旅の後でも、かれは正しい道順で家路につくことが出来るだろう。 |
俊敏 | 2/4/6 | なし | 非常に機敏な動作を行うことが出来る。かれの動きは、本来の身体能力を越えている。 |
野生美 | 1/2/3 | なし | かれは、人族の目にも、また他の種族の目にも美しい容姿を所持している。毛並みや骨格、肉付きなど様々な点において、あなたの僕は完璧である。 |
鋭敏な嗅覚 | 2/4/6 | なし | 優秀な嗅覚を所持している。種族の壁を越えた鼻の利きがあり、犬に勝るほどではないにしろ、すばらしい感度である。 |
鋭敏な視覚 | 2/4/6 | なし | 優秀な視覚を所持している。精密機械のようなレンズで、鷹や他の鳥に勝るほどではないにしろ、すばらしい視力である。 |
鋭敏な聴覚 | 2/4/6 | なし | 優秀な聴覚を所持している。動物的な繊細な神経で、広範囲にわたる音を聞き取ることが出来る。 |
飛翔力 | 2/4/6 | 翼がある | 優秀な飛行能力を所持している。この能力を持つものは、持たないものに比べて巧みに大気を読み、風を掴むことが出来る。 |
水泳 | 2/4/6 | 鳥以外 | 水に親しみ、水を掻き分けて泳ぐことを得意としている。これが本業である魚たちと比べれば稚拙かもしれないが、人族の目からすれば見事な水泳能力である。 |
爪/手 | 3 | 手に爪がある | かれの手の爪は鋭く、狩りや戦い、その他の状況において、優れた働きをする。 |
爪/足 | 3 | 足に爪がある | かれの足の爪は鋭く、狩りや戦い、その他の状況において、優れた働きをする。 |
牙 | 3 | 歯がある | かれの歯は強く、狩りや戦い、食事などの状況において、優れた働きをする。 |
角 | 3 | 角がある | かれの角は堅く、狩りや戦い、その他の状況において様々な働きをする。 |
尻尾 | 3 | 尾がある | かれの尻尾は良く動き、良くしなる。かれは器用に尻尾を操り、様々な働きをする。 |
前肢 | 3 | 簡単な歩行が可能な四足獣 | かれはその前足をとても器用に扱うことが出来る。 |
後肢 | 3 | 四足獣 | かれはその後足をとても器用に扱うことが出来る。 |
剛力/腕 | 3 | 腕がある | かれは、特にその腕はとても力強い。 |
剛力/脚 | 3 | 脚がある | かれは、特にその脚はとても力強い。 |
リーダー | 5 | なし | 同種族に対して威光を発揮している。仲間にとってかれは優れた生き物であり、従うべき相手である。かれは、必要なときにかれらの助力を受けることが出来るだろう。 |
体力 | 5 | なし | かれの肉体は、その種族の、その肉体的なランクのものと比べても特に高い頑丈さを持っている。 |
知能 | 5 | なし | かれの頭脳は、その種族の、その頭脳的なランクのものと比べても特に高い知性を見せる。 |
幸運 | 5 | なし | かれは何か高位な存在に気に入られており、運勢を味方につけるということにおいて、とても優れている。 |
忠実 | 3 | なし | 主人に対して強い忠誠心を抱いており、常に、かれなりの判断基準と感じ方で、主人に対してよかれと思ったことをしようとする。 |
忍術 | 5 | 飼い主が忍者 同時に一体のみ |
たゆまぬ努力で訓練を受け続けたことによって身につけることの出来た特殊能力。忍者にまったく劣らない忍術を一つ、習得することが出来る。 |
武器 | 3 | 飼い主が忍者 | かれは訓練を受けており、その口にくわえた、あるいは手、足に持った武器や道具を使用して戦うことが出来る。ただし、技術的な問題としては、「噛み付く」「腕を振る(殴る)」のと同程度のものでしかないし、鞭や鎖鎌など、人族でも扱いにくいような武器は使用できない。 |
生まれ変わり・1 | 3 | なし | かれは、実はとある冒険者の転生体である。といっても、(少なくとも最初に時点では)かれ自身にそのような記憶があるわけではないし、あなたもそんなことは判らない。 |
生まれ変わり・2 | 5 | 動物を飼っていた または 仲間を亡くした |
かれは、あなたのよく知っていた動物、あるいは人物、あるいはその両方の転生体である。あなたはふと、かれにその面影を見ることが出来るし、かれ自身もそのような思いを抱いているようだ。 |
優秀 | +1/+2/+3 +4/+5/+6 |
なし | かれは、素人目にも明らかに優れた能力を持っています。もちろんその分値段も張り、レベル1からレベル6まで、それぞれ順番に、三割増、四割増、五割増、六割増、七割増、八割増となっています。これ以上のレベルはありません。 かれは、レベルに等しいだけのボーナスポイントを得ます。 ただし、値段は最低でも+200Rdをされます。 |
安価 | -2/-4/-6 -8/-10/-12 |
なし | かれは、比較的安く売られています。 レベルによって、順番に、二割引、三割引、四割引...と安くなっていき、そのレベルに従い、能力や技能に振り分けられるポイントが少なくなっていきます。 |
その他
かれは、あなたにとっての良きパートナーです。
優れた仲間にもなるでしょうし、友人にもなるでしょう。
あなたが愛情を持って接すれば応えますし、良い思い出を築くことも出来るでしょう。
不幸にして、動物が旅の半ばで力尽きてしまうことはあるかもしれません。
動物はもちろん生き物です。戦えば傷つくし、死んでしまうこともあります。
ですが、動物があなたを恨んだりすることはないでしょう。恨むならばむしろ、途中で着いていくことが出来なくなってしまった自分の体をこそ恨むことでしょう。あなたが力尽きたときに仲間に対して感じるのと同じように。
あなたはかれを愛し、共に生活する仲間として扱ってきたのですから。
動物たちは、ちゃんと、あなたの愛情を知っています。
ですが、もしもあなたがかれを無情に扱えばどうなることでしょうか?
冒険者としての名声に傷が付くことは(そんなには)ないでしょうし、無情に扱うにはそれだけの理由もあるのでしょう。
人族たちが、その行為を知ること自体が少ないでしょう。
しかし、動物たちは、あなたの行いを見ています。
購入
能力値を振り分け、技能を決定したら、それらを記述してメールを送って下さい。
物品表に乗っているもの以外でも、購入することはできます。
「こういった動物が買いたい」という旨をメールして下さい。
購入の可否と値段をお知らせいたします。