リングC |
「さて・・・と」 レイヴィスは剣を右手で抜き・・・・・ 「よろしくおねがいします」 ―――と。 距離的に聞こえたかどうかは定かでは無い。 レイヴィスは、マナアローの詠唱をはじめる。 「眩く者、輝く者、虚ろなる者。
レイヴィス
魔法が完成したのは、ローリーが目前に迫ってからだった。 レイヴィス
ローリーのショートスピアは、レイヴィスの回避と防御をすり抜けて、深々と彼の腹部に突き刺さる。 レイヴィス
レイヴィスは何とか踏みとどまり、倒れそうになる身体を支えたが、意志が勝ったのはそこまでだった。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 第二戦<現世界・対人戦>
レイヴィス
レイヴィスは控室に移動しました。 |
リングC |
第二回戦が始まる。 次にやってきたのは、槍をぶら下げた長身の女性だった。 進行係が、声を張り上げる。 「第二回戦、レイヴィス・エルド・ルーイン対ローリー・リンダ! ローリーという女性は引き締まった身体つきで、割と腕力がありそうだ。 長身の身体から放たれる槍の威力は、かなり厄介なものと思える。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 第二戦<現世界・対人戦> レイヴィス・エルド・ルーイン
レイヴィス
戦闘開始!
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レイヴィス・エルド・ルーイン |
大きく息をつき、その後、剣を鞘に収める。 「ありがとうございました」 そして、社交辞令のような格式ばった挨拶を残した。 レイヴィス
HP55/63 次の試合に行きますか? |
リングC |
レイヴィスは、目の前のシンバに向かい、いきなり盾を突き出した。 「わっ」 シンバはその視界を阻害され、動揺して跳び退く。 その瞬間、レイヴィスは盾を引き、即座に斬撃を放った。 レイヴィス
シンバは二連の突きを肩に受け、それで倒れた。 ≪第一回戦終了≫
レイヴィス
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リングC |
レイヴィスはシンバに向かって走る。 魔法の剣技を狙うことも考えたが、この距離ではあたるまい。 移動する彼に向かい、短剣が2本迫る。 レイヴィス
一本は受ける事が出来たが、もう一本は彼の防御を擦り抜け、わき腹を掠めて行く。 レイヴィス
「いだぁっ!!」 レイヴィス
シンバが動かした短剣は、後からレイヴィスを打つ。 |
リングC |
対戦相手の小人、シンバに向かい、「よろしく」と、レイヴィスは短い挨拶と軽い会釈を送る。 身に纏っているのは、殺気とも見れるが、それとはまた異質な気だ。 呼ぶなら闘気に近い感覚のものだ。 ……ただ、全力でやるだけ。 そういうものだった。 「こちらこそよろしく!」 間合いを詰めようと移動していたレイヴィスの元に、シンバの操る短剣が舞い来る。 レイヴィスは盾を掲げて短剣を受ける。
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リングC |
レイヴィス・エルド・ルーインはリングへと上がった。 同様に上がってくる相手の姿を、彼は見た。 小柄な少年の姿だ。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 第一戦<現世界・対人戦> レイヴィス・エルド・ルーイン
互いにダメージ無し 戦闘開始!
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レイヴィス・エルド・ルーイン |
準備を終えた後、係員にOKと告げる。 「さて……行くか」 (今自分がどこまでなのか……それを知れればそれでいい) 緊張した雰囲気など微塵もなく、ただ、闘技場のリングが通過点の一つでしかないような歩調でリングへと向かった。 |
レイヴィス・エルド・ルーイン |
係員< 「少しだけ待ってもらえるかな?」 |
係員 |
レイヴィス< 「準備はよろしいですか?」 |