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〜Dragon Pursurs〜
竜追い達の唄

"煉獄"闘技場
闘技場C

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リングC

「さて・・・と」
 レイヴィスは剣を右手で抜き・・・・・
「よろしくおねがいします」
―――と。
 距離的に聞こえたかどうかは定かでは無い。

レイヴィスは、マナアローの詠唱をはじめる。
距離を詰められる前に、先制の打撃を与えようというのだ。
待ちの姿勢へ入ろうとしていたローリーは、その様子を見て、即座に動いた。こちらは、詠唱が終わる前に接近してしまおうとしている。

「眩く者、輝く者、虚ろなる者。
 天の象徴にして天の王者。
 …光よ、矢となって我が前の愚者を撃ち抜け!」

 レイヴィス
 「魔術」マナアロー
 …、成功!
 …、腕に命中!
 >12ダメージ

魔法が完成したのは、ローリーが目前に迫ってからだった。
光の矢を、彼女は右腕で受ける。
苦痛に顔を歪めながら、ローリーは左手で槍を振るう。
石突きを繰り出してレイヴィスの動きを制しながら、くるりと槍を回転させて突き出す。

 レイヴィス
 …、回避失敗!
 …、腹部に命中!!
 >46ダメージ!!

ローリーのショートスピアは、レイヴィスの回避と防御をすり抜けて、深々と彼の腹部に突き刺さる。
力の乗り、勢い、タイミング、どれをとっても会心の物だった。

 レイヴィス
 「転倒」判定
 …、成功!
 「気絶」判定
 …、失敗!

レイヴィスは何とか踏みとどまり、倒れそうになる身体を支えたが、意志が勝ったのはそこまでだった。
頽れる。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

第二戦<現世界・対人戦>

レイヴィス・エルド・ルーイン
vs
ローリー・リンダ

レイヴィス
HP9/63
MP57/64

レイヴィスは控室に移動しました。



 
リングC

第二回戦が始まる。
次にやってきたのは、槍をぶら下げた長身の女性だった。
進行係が、声を張り上げる。
「第二回戦、レイヴィス・エルド・ルーイン対ローリー・リンダ!
ローリーという女性は引き締まった身体つきで、割と腕力がありそうだ。
長身の身体から放たれる槍の威力は、かなり厄介なものと思える。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

第二戦<現世界・対人戦>

レイヴィス・エルド・ルーイン
vs
ローリー・リンダ

レイヴィス
HP55/63
MP57/64

戦闘開始!



 
レイヴィス・エルド・ルーイン

 大きく息をつき、その後、剣を鞘に収める。
「ありがとうございました」
 そして、社交辞令のような格式ばった挨拶を残した。

レイヴィス
 ポーションキュアー使用
 <HP7回復!
 ポーションフラグランス使用
 <MP9回復!

HP55/63
MP57/64

次の試合に行きますか?



 
リングC

レイヴィスは、目の前のシンバに向かい、いきなり盾を突き出した。
「わっ」
シンバはその視界を阻害され、動揺して跳び退く。
その瞬間、レイヴィスは盾を引き、即座に斬撃を放った。

レイヴィス
 「片手剣術(稲妻)」
 …、紙一重で命中!
 >13ダメージ!
 …、紙一重で命中!
 >29ダメージ!

シンバは二連の突きを肩に受け、それで倒れた。

≪第一回戦終了≫
レイヴィス・エルド・ルーイン win
vs
シンバ

レイヴィス
HP48/63
MP48/64



 
リングC

 レイヴィスはシンバに向かって走る。
 魔法の剣技を狙うことも考えたが、この距離ではあたるまい。

移動する彼に向かい、短剣が2本迫る。

レイヴィス
 「盾術(防御)」
 …、成功!
 …、失敗!
 <6ダメージ!

一本は受ける事が出来たが、もう一本は彼の防御を擦り抜け、わき腹を掠めて行く。
それでもひるまず走り、レイヴィスはシンバの目前まで来た。
逃げるかと思われた小人は動かず、不敵な笑みを浮かべ、剣を振るってくる。
レイヴィスは、勢いをそのままに斬撃を繰り出した。

レイヴィス
 「片手剣術(鎌鼬)」
 …、命中!
 …、失敗!
 成功! …、命中!
 >2、1、14ダメージ!

「いだぁっ!!」
2度の斬撃から生み出された真空の刃の直撃を受け、シンバは悲鳴を上げて、涙目になって吹き飛んだ。
だが、それでも魔術の制御を失わず、短剣に攻撃をさせる。

レイヴィス
 背後からの攻撃!
 <9ダメージ!

シンバが動かした短剣は、後からレイヴィスを打つ。
背中を裂かれ、レイヴィスはたたらを踏んだ。



 
リングC

対戦相手の小人、シンバに向かい、「よろしく」と、レイヴィスは短い挨拶と軽い会釈を送る。
身に纏っているのは、殺気とも見れるが、それとはまた異質な気だ。
呼ぶなら闘気に近い感覚のものだ。
……ただ、全力でやるだけ。
そういうものだった。

「こちらこそよろしく!」
陽気に応じて、シンバはごく自然な動作で、短剣を取り出した。ロンデルダガーとよばれる短剣で、非常に鋭利な刃先を持つ。
それを両手にあわせて3本取ると、おもむろに詠唱をはじめた。
「不可視なる力、大いなる夢の欠片。
我が手に紡ぎ糸を括り、我を繰り手と成さしめよ」
詠唱が終わると、ふわりと、その手にあった短剣が宙に舞い上がる。「ダンシングナイフ」の魔法だった。
そうしてから、自らもその手に短剣を…ソードブレイカーを持った。

間合いを詰めようと移動していたレイヴィスの元に、シンバの操る短剣が舞い来る。

レイヴィスは盾を掲げて短剣を受ける。
短剣は弾かれるも、すぐさま制御を取り戻し、立て続けにレイヴィスを襲う。
レイヴィスは一本を剣で受け、一本を盾で防いだ。



 
リングC

レイヴィス・エルド・ルーインはリングへと上がった。
同様に上がってくる相手の姿を、彼は見た。

小柄な少年の姿だ。
もしかすると、ハーフリングと呼ばれる小人の種族かもしれない。
肩に、小さな弓を下げていた。
見るからにすばしっこそうだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

第一戦<現世界・対人戦>

レイヴィス・エルド・ルーイン
VS
シンバ

互いにダメージ無し
互いに疲労無し
互いに状態変化無し

戦闘開始!



 
レイヴィス・エルド・ルーイン

準備を終えた後、係員にOKと告げる。
「さて……行くか」
(今自分がどこまでなのか……それを知れればそれでいい)
緊張した雰囲気など微塵もなく、ただ、闘技場のリングが通過点の一つでしかないような歩調でリングへと向かった。


 
レイヴィス・エルド・ルーイン

係員<

「少しだけ待ってもらえるかな?」
そう言って戦いへの準備を始める。



 
係員

レイヴィス<

「準備はよろしいですか?」