PBeM
〜Dragon Pursurs〜
竜追い達の唄

騎士王国シルヴァード
大陸の東部、バーナード地方の列国、最強の国。
剣王ハルッサムによる安定した統治を受け、現在が史上の全盛期と言われている。

:騎士王国 商店街:
 憩いの広場から放射状に伸びている露店街。
 大通りは八つあり、そこから幾つもの支道が生まれ、絡み合っている。
 その中でも盛況な通りがここである。
 武器から日用雑貨、食糧、荷馬まで何でも揃っているという。

投稿(件名…S・商店街)
取り扱い商品
戻る




傭兵

ウィリー<

「ああ、よろしく頼む」
 にっと笑う。
「いい武器はなかなか手に入らないからな。そういったものの為には金は惜しむもんじゃない。良く伝えておくよ」
 かくいう自分が値切っていたことは忘れたように、そんなことを言ってみせる。
「じゃあまたな」
 手を挙げて、立ち去る。


ウィリー

傭兵<

 代金を受け取り宣伝も引き受けてくれれば
「ふむ、おまえさんのお仲間も武器の買い替えを考えているなら連絡してくれ、作っておこう」
 そういって傭兵を見送ろうと


傭兵

 鍛冶師の言葉に喜色満面、ぱちりと指を鳴らす。

ウィリー<

「決まりだ!」
 精悍な顔をほころばせ、銀貨を2枚渡す。
 商談成立の証として、手を打ち合わせようと右手を伸ばす。
「もちろん、勧めさせてもらうさ。おれの仲間には武器の出来にうるさい奴が多くてね。あいつらも満足することだろう」


ウィリー

傭兵<

「ふーむ・・・まあよかろう、下手に価値のわからぬ奴に扱われるよりは、アンさんに使われたほうが武器も喜ぶじゃろ、200で売ろう・・・そのかわり、余裕があれば仕事仲間などにこういう店があること宣伝してくれんかの?」
 ちゃっかり口コミの依頼をしながら剣を売ろうと。


傭兵

ウィリー<

「300Rdか……、ふむ……」
 値段を聞いて、改めて、剣を確認する。
 独り言を聞かれていないつもりで、応じる。
「少し高いな、200Rdでどうだ?
 製作は、とりあえずは暇がない。まずまずの出来の剣で、気に入るものが手に入ればと思ってる」


ウィリー

 客を待ちながら鍛冶道具を手入れしていれば、できた剣を見つめる傭兵を見つけ軽く店の入り口を開けて

傭兵<

「その剣に興味あるのかい、その剣なら300だ・・・前払いになるが製作も受け付けるぞ」

 軽く値段をつげて傭兵の返事を待って。



傭兵

 出店を散策しながら歩いていた、三十代の屈強な男が、ウィリーの店の前で足を止める。
「ふむ……」
 矯めつ眇めつ、剣の様子を見る。
「なかなか、丈夫そうだ。見栄えは、俺は気にしないが……悪くないな。良い出来だ」
 剣を見ながら、ぶつぶつと呟く。


ウィリー

 熱した鉄を鎚で打ち、飛び散る火花を見ながら最後の仕上げにと華美絢爛な細工をしていく
 作り上げたソード、銘は打たずに店先に目立つように飾り
「武器防具の製作修理承ります、儀式、冒険、更には世界で唯一つの貴方だけの武具はいかかでしょう」
 と張り紙を作り宣伝をし客を待つ


ウィリー

 ウィリーは炉を使い、武器の鍛造を始めた。

 長剣の鍛造
  ブレイド
   鉄(5.0)からの作成
   水による処理
  シャフト
   鉄(2.0)からの作成

 
仮鍛造
 ブレイド + ヒルト = ソード

 評価

 形状: 片手剣(両刃)
 貫通力: A:15/-/14 B:-/16/7 C:-/-/12
 行動力: 1/1 1/1
 命中/防御: 17%/7%/7% 10%
 射程: A:1-2 B:1 C:0
 硬度/耐久: 10/60:45
 重量/容量: 1.1/2.0


(申し訳ありません、新アイテムデータへの移行の関係で、新システムに対応した武具の作成ルールがまだ固まっておりません。現段階でのデータはこのような形になりますが、修正される可能性があります)
 途中までの段階で、完成品の姿が見えてくる。
 大体、これくらいの性能になることが分かったが、さて、最後まで鍛造しようか?


 技能判定:分類/鍛冶
  ウィリー:完全な成功!
   > 「命中+3」!
   > 「耐久+10%」

 技能判定:分類/細工
  ウィリー:優秀な成功!
   > 「芸術値+5」!


 仕上げ
 付加技術: 華美絢爛(細工あり) 「芸術値+10」
 追加加工: 細工 「芸術値+5」

 評価
 形状: 片手剣(両刃)
 貫通力: A:15/-/14 B:-/16/7 C:-/-/12
 行動力: 1/1 1/1
 命中/防御: 20%/10%/10% 10%
 射程: A:1-2 B:1 C:0
 硬度/耐久: 10/60:55
 重量/容量: 1.1/2.0




GM

 一行は、酒場(の入り口)に戻りました。


霧雨

フラック<

 走っていくフラックのどんどん小さくなる後姿を眺めて。
「…確かに、身軽さでは勝てんな。」
 改めて本人の言ったことに納得する。

 続いてスコーレが後を追っていくのを見て、少しだけ口元を緩めながら普通に歩いて後を追う。


フラック

スコーレ<

「あはははは、追いつけたら、いいものあげるよ!」
 さかさかさかと走術を駆使して走る。


シエラ

フラック<

「いないようですね」
 と言っている間に、フラックはさっさと戻り始めている。
 競争に興味はないようで、周りを伺っている。

スコーレ<

 すると、スコーレがフラックの後を追いかけていく。
 それを眺めながら、
「健康そうでいいですね〜」
 と呟いていた。
(スコーレさんには、ちょっと確認したいことがあるのですが、後でいいですね)


スコーレ

フラック<

 全体を一度眺め、買い物が済んでない者がいないか確認をしている。
 ふとみやるとフラックはすでに駆け出していた後であった。
「・・・っおい!まて!くそぅ、競争とあっちゃ、走らないわけにはいかねぇな・・・」

 全体の確認が終わるか終わらないかのうちに、フラックに追いすがるように走り出していた。


フラック

霧雨<

「まあ、うん、そうだよね」
 にっこりとする。
「身軽さでは誰にも負ける気はしないよ」

シエラ<

「いない……かな?」
 周りをきょろきょろと見渡す。

ALL<

「ボクは先に行ってるね。
 誰か競争する?
 受けて立つよ〜」
 いいながら、さかさかと小走りに行く。



シエラ

スコーレ<

「あ、いいですね、それ」
 うれしそうに微笑む。

フラック<

 そうしていると、フラックが袋を放ってきた。
「あ、ありがとうございま・・・っと。」
 受け取ることに慎重になりすぎて言葉が切れる。
 なんとか受け取って、
「すみません、ありがとうございました。」
 とぺこりと頭を下げた。

ALL<

 カイが買い物を終わらせたのを見て。
「あと、買い物してない人はいませんか?」


霧雨

フラック<

「ついていれば良いというものじゃない…筋肉も身軽さも要は使いようだ。お前の身軽さが頼りになる時が必ずある…。」
 そう言いながらも、フラックが霧雨自身のことを身のこなしが良いとあっさり気付いたことに表情には出さずとも驚いていた。

ALL<

「…皆買い物は終わったのか?」
 すでに足は商店街の外へ向けられている。


GM

 カイも、買い物の作業は終了したようだ。


フラック

シエラ<

 ぱんと手を叩く。
「忘れてた。
 はいこれ」
 キュアポーションとフラグランスポーションが二つずつ入った袋をぽんと放る。


スコーレ

シエラ<

「それはありがてぇ。食わず嫌いのままでいるのもよくない、これから道中長い。途中、じっくりと教えてほしい」
 シエラの申し出に心からと言わんばかりの笑顔で応える。
「んー、その代わりといっちゃなんだが、簡単な鍛錬の付き合いでもするぞ」
 名案とばかりに手を叩くと、笑い声を上げた。


シエラ

スコーレ<

「私なんか、幼い頃は何にもしてませんでしたよ。」
 明るい口調でそう話す。
(でも本当はできなかったんですよ)
 しかし、心の中で暗い過去を響かせている。
 それを悟られまいと、何とか明るく振舞う。
「よかったら教えますよ、怪我を治す魔法や暗いところを照ら魔法は覚えてますから」
 怪我を治す魔法「ヒールタッチ」と暗いところを照らす魔法「ライト」は覚えているようだ。

霧雨<

「のんびりですか・・・のんびりですね」
 何度か「のんびり」と復唱する。
 たまに「のんびり?」と首をかしげたりしながら。
(どうのんびりなんでしょう・・・)
 どうやら、「のんびり」のイメージがついてないらしい。
 考えすぎているため、買い物のことは聞こえていないようだ。

フラック<

 フラックの声で我に返る。
「あのあの、買い物をお願いしました・・・よね?」
 自分から確認するのは申し訳ないと思いながら尋ねる。


フラック

霧雨<

「まーねー」
 頷くが、そういえばと言いながら納得いかないという顔で霧雨を見る。
「でもにーさん、身のこなし良さそうだよね。それなのに筋肉しっかりとついているみたいだし。ボクもそうなら良かったなー」

スコーレ<

 ふむふむと横で話を聞いている。

ALL<

「みんな準備できた?
 そろそろいこーよー」


霧雨

スコーレ<

「…?」
 妙に挙動不審に感じるスコーレの反応に軽く首を傾げながらも、取り出したものを見る。
「……アイ? へぇ、毒消しになるのか。」
 知らなかったことのため素直に感心するが、スコーレのフサフサ、という言葉に一瞬眉を顰めた。
「…ああ…。」
 何かを察したとも肯定とも感心とも取れないような声を上げ、一度大きめに頷く。
 じっとアイをしまいこむまで見つめてから、チラっとスコーレに視線を向けてから逸らし。
「俺とフラックは済んだようだな…後はシエラか?」

フラック<

「つかない方が良いんじゃないか? 筋肉は俊敏に動くには邪魔になるだろう。」
 特にお前に限っては、と付け加える。

シエラ<

 不安そうになったシエラを見て苦笑し。
「今すぐという訳ではない…のんびりやっていけばいい…」


スコーレ

シエラ<

 魔法は嫌いか? という問いに少し頭をひねり、
「んー・・・なんていうのかな、俺、せこいようなことを考えるのは得意なんだけど、勉強とかはからきしでな・・・幼い頃に親父から兵学とか教わったときもぜんぜん頭に入らなくて苦労したんだよな」
 彼はそう言って、自嘲するように口の端をつりあげながら自分の頭をなでた。
「そのせいか、頭よさそー、って顔した魔法使いをみると、なんか俺とは遠い世界の人かなー、なんて思ったりするんだよな」
 そして、言葉を捜すように、納得のいかない面持ちで首をひねる。
「でも、暗いところを明るくしたり、ちょっとした怪我を治すような魔法くらい覚えたい・・・とは思うんだけど、ぜんぜん覚える機会なくここまで育ちました。って感じ・・・かな。苦手意識から嫌いになった、というか・・・んー、そう。やらず嫌い!」
 と、自分の心境を示す言葉が見つかって納得したのか、手をぽんとたたき、そして少し自分を恥じるように言った。


シエラ

霧雨<

「ん〜・・・」
乗り気ではないようだ。
(つらそうですし・・・)
ふと、霧雨を見ると、いたって真剣だ。
「そうですね。」
(そんなに重症なんでしょうか・・・)
少し不安になってくる。

スコーレ<

「そうですね・・・、ちょっとずつ、やってみます」
(頑張らないと、いけませんね。)
シエラは体力をつけることを決心したようだ。
しばらくすると、スコーレを不安そうに見つめながら尋ねた。
「ところで、魔法は嫌いなんですか?」
なにか彼女の思考の中で勘違いが生まれたようだ。


フラック

霧雨<

「ボク、でも速さだけなんだよー。鍛えても鍛えても筋肉はつかないんだよね」

スコーレ<

「うん、ボクは済んだよ。他の人はすんだかな?」


スコーレ

シエラ<

「まぁ、無理のない範囲でいい。ちょっとずつやっていけばいつかは身になるってもんだ」
 元気付けるように、シエラの肩を叩き、
「かく言う、俺も魔法とやらはさっぱりで、もう苦手を通り越して、親の敵みたいになりつつあるけどな」
 と、大笑いをするが、心の中では魔法が使える者たちへの憧憬の念が含められていることは否めない。

霧雨<

 後ろからかけられた声にビクッと肩を震わせると、ゆっくりと振り向き、
「ん? ・・・・何のことだ? ・・・もしかしてこれか?」
 と買ったものの中からアイを取り出した。
「毒消しにひとつくらい持っておいたほうが良いかなー・・・とか思ったりしてなー」
 と頭に汗を浮かべつつ説明をするが、直前までシエラに対しての言葉と比べ、はっきりとしない物言いである。
「お、俺とあろうものが、フサフサの髪の毛に憧れを抱いてる・・・なんてことはないぞ。もちろん、これはただの毒消しだ」
 彼は必死になってごまかしているつもりであり、それがどんどん墓穴を掘っていることに気づいてない様子である。
「ま・・・まぁ、こんなつまらないものはしまってと・・・で、みんな買い物は大丈夫なのか?」
 やや不自然であるが、有無を言わさずアイをしまいこむと、周囲を見渡すように首を回した。


霧雨

フラック<

「ん、いや…スコーレの言うように、鍛えるのは良いんじゃないかと思ってな。お前ほど、とは言わないが。」
 フラックの身軽そうな動きを想像して出した言葉にまた一度頷く。

シエラ<

「シエラ、試しにやってみるのもいいかもしれないぞ?」
 多少心配するような真顔で運動を薦める。

スコーレ<

「…スコーレ、何を買ったんだ?」
 離れていたため何を買ったか見れなかったので気になり、スコーレ達に近づきながら尋ねる。


シエラ

フラック<

「いえっ、大丈夫です。」
(あ〜、ヒールタッチしたら少しは楽になるんですかね・・・)
 試しにやってみよう、とも思うが、恥ずかしさのほうが勝った。

霧雨<

 霧雨の視線に気がついていないようだ。

スコーレ<

「運動には自信ないんですよぅ」
 嘆くように言う。
(全く鍛えてませんでしたからね)
「ランニング、腕立て?そうですかぁ・・・」
 軽くため息をつく。
(考えただけで疲れます・・・)
 さらに軽く頭を抱える。スコーレが買ったアイには気がついていないようだ。


フラック

霧雨<

 離れた場所にいる霧雨が気になって見ている。
 こっそりとうんうんと頷いているのを見て、
「に、にーさーん? どしたの?」

スコーレ<

 というわけで霧雨の方を見ていたフラックは、アイの存在に気がついていない。


GM

 スコーレは物品を購入しました。


スコーレ

フラック<

「ん? ま、気にするな。俺もまだ子供に奢られるほど落ちぶれちゃいねぇよ」
 と、咳をすると、商店の品物の品定めをする。

シエラ<

「何があるか分からないからな。とっさの時に、身のこなしが素早いほうが生き延びる可能性は高い。
 人には向き不向きもあるからな、無理して鍛えて体を壊しちゃ元も子もないけどな・・・」
自 分の頭を撫でながら、品定めする目を上げ、しばし思索した後、
「そう、ランニングとか、軽く腕立てとかしてみるのもいいかもしれないな」

 そして、適当に物品を見繕って会計に持っていく。こそこそと隠すようにアイを持っている。


GM

 フラックは物品を購入しました。


霧雨

 シエラ達3人のやりとりを少し離れたところから遠目で眺める。
 特に会話に参加しようとしないが、しっかり耳を傾けスコーレがシエラに鍛えることを勧める時にも小さくうんうん、と頷く。


フラック

シエラ<

「そなの?
 だいじょぶ?
 ヒールしよっか?」


シエラ

フラック<

「いえ・・・ただ・・・、走って、息が上がっただけですよ〜。」

 相当疲れたらしい。

スコーレ<

「鍛えないと駄目ですか・・・。」

(魔力なら、鍛えたっていえば、鍛えたんですけどね。)

 身体はあまり鍛えたことがないので、どう鍛えたらいいのか、漠然としたイメージでしか入ってこない。

「とりあえず、ランニングですか?」


フラック

スコーレ<

 無邪気な顔で見上げる。
「どしたのにーさん。
 何か欲しいものあるの?
 いいよ、ちょっとしたものだったら買ってあげるよ?」

ひとりごと<

「とりあえずあの髪留めを買っておこうっと・・・」


スコーレ

フラック<

「そうか? まぁ怒るな怒るな」
 商店街を見渡しながら、彼は明るい声で宥める。
 そして、
「んー、まぁ、なんつーかな。回復薬少々とこれからの冒険に役立ちそうなものをいくつか見繕っておこうと思ってな。食事は向こう持ちとは言うけれど、サノットまでは必要だろうしな。何があるか分からんからな。」
 そう、言いながら頭の中をめぐらせ、懐具合と相談を始める。
「あとは、アイ・・・・ゴホッゴホッ・・・まぁ、今のは気にするな」
 とフラックのほうに目を戻す。

シエラ<

 そして、シエラに気づくと、
「おっと、来たか。ん〜、シエラも鍛えないとな。そこのフラックほどの俊足は無理だとしても、俺くらいは軽く抜けるくらいのスプリンターになってもらわないと・・・まぁ、冗談だ」
 笑いながら、シエラの後から続く人を探すように後ろに視線を送る。


フラック

シエラ<

「やっほー……、だいじょぶ?」
 首をかしげながら近づく。
「どしたの、持病かなんか?」


シエラ

フラック<

「はぁ・・・、速すぎですよ。」

 息も絶え絶え、シエラは呟いた。

「それで・・・、ふぅ・・・。」

 息が上がりすぎて、次の言葉が出てこない。シエラは深呼吸して、息を整えることにした。


フラック

スコーレ<

「慌ててなんかないもん」
 ふくれっ面をする。
 追いかけてきたスコーレに振り返る。
「にーさんは何を買うの?」


スコーレ

フラック<

「おーい、そんなにあわてるなって」
 明るい声で先行く少年を諫めるようであるが、彼自身も駆け足である。


フラック

 振りかえり振りかえり通りを歩いている。
「みんなおそいなー」
(先に買い物すませちゃうよー?)


GM

 ちなみに、同じ地域内の移動(シルヴァードのギルドから憩いの広場へなど)の際は、「〜へ移動します」などの投稿は不要ですv
 そのまま、他の場所に投稿してくださって構いません〜。


紫堂霧雨

(さて…俺も行くか)
霧雨も商店街の中へと踏み込んでいった。

 霧雨は以下の品物を購入しました。

 キュアポーション2個(160)
 ディスポイズンポーション1個(180)
 食料1セット(90)
 1170-430=740




シエラ・バゼラード

 買い物を終了させたシエラは、予想より少しお金が残ったのを貯金し、竜追いギルトへ向かった。


シエラ・バゼラード

 商店街についたシエラは後ろから霧雨に言う。

霧雨<

「防具屋に行ってから、道具屋に寄ろうと思います、ギルトの前で待ち合わせしましょう。」
 そう言い残すとシエラは商店街の雑踏の中に消えていった。

 シエラは武具店でスケールメイルを購入(-950)し、バックラーを修理(-10・ほぼ無傷)、ハードレザーを売却(+300)した。
 万屋でディスポイズンを1個、フラグランスのポーションを2個購入した。
 (-440)




武器屋ロバート

カリン<

「よし、商談成立だ!」
満足げな顔をして、店主は金と短剣とを交換した。




カーテローゼ・コールラウシュ
(カリン)


武器屋<

「そうね…
それぐらいが妥当かな
それでお願いするわ」




武器屋ロバート

カリン<

「はっはっは」
と笑ってみせる。
「しまったな、甘く見たか。
…そうだな。
ふむ、うーむ…。じゃあ、1500ルディでどうだ?
こいつは嘘偽り無く、上々の値段だと思うぜ」

(金属の値段を修正しました。差額は補填しましたが、間違いなどがありましたら申告をお願いします;)




カーテローゼ・コールラウシュ
(カリン)


武器屋<

「う〜ん、材料だけで1000以上かかってるのよ。
それじゃ商売にならないわ」

カリン 
 「交渉」
 …、成功!
 「商売」
 …、成功!




武器屋ロバート

カリン<

「よお、姉さん、また来たのか。
…、この間のは、無名でいいらしいから、じゃあ、買った奴が自分で決めるってことでいいか」
そして、カリンが作ってきた短剣を手に取る。
「ふむ…。
今度は良い具合だな。
振りも良く、均整も取れている。重さも…、ちと重めだが、これくらいあった方が、戦士の使う武器としては良いだろうな。
…それに、この光沢は…、白金のもんだね?
また贅沢な拵えにしたもんだなぁ」
一通り調べてから、告げる。
「そうだな、1200ルディあたりでどうだい?」
と、“短剣(カリン製)”を卓に置きながら告げた。




カーテローゼ・コールラウシュ
(カリン)

「おっ、今度はいい感じだね〜」
できた短剣を日にかざしながらそうつぶやいた。

武器屋<

「また売りに来たよ〜」
そういいながら武器屋の店主の前まで歩いていった。



 
鍛冶結果:カリン


カリンは適当な鍛冶屋に炉と金床を借りて、「名前はまだ無い2」の作成を開始した。
…。
…。
…。
そして、「名前はまだ無い2」が完成した!

『名前はまだ無い2』
−−−−−−−−−−−−−−−
武器種類:短剣
斬り攻撃力:9
突き攻撃力:12
操作:普通
射程:1−2
受け:1
重量:2.0
形態:波刃
属性:神聖
耐久:LV1
特徴:耐酸(弱)耐錆(弱)耐腐(弱)耐熱(弱)
命中修正LV1
−−−−−−−−−−−−−−−



 
武器屋ロバート

カリン<

「あいよ。…って、お嬢さん、この剣の名前はどうするんだ?」

“名前はまだ無い”を1000ルディで売りました。
鍛冶職人用のアイテム欄で売りに出されます。



 
カーテローゼ・コールラウシュ
(カリン)

「そうね・・・もう少し欲しいとこだけど・・・それでいいわ。
また持ってくると思うからよろしくね♪」

 
武器屋ロバート

カリン<

「フリーの職人さんかい?
どれどれ…」
片目がねを取り出して、ためつすがめつ鑑定しだす。
しばらくしてから、
「剣にしては、少し重いな。
均整は取れているから良い方だが、少し扱い辛いな。
…うむ、切れ味は良さそうだ。
あと…、これは、銀の貼り金か。手が込んでいるな。
…、ふむ。
まあ、とりあえず、1000というところでどうだね?」



 
カーテローゼ・コールラウシュ
(カリン)

「あらら…ちょっと使いにくい武器ができちゃったなぁ…まあいいか♪」
カリンはそうつぶやくと武器を取り扱っている店に向かった。

武器屋の主と思われる人に話し掛ける。

武器屋<

「これを買い取ってもらえない?
ここらへんじゃ取り扱ってない神聖属性の剣なんだけど」



 
鍛冶結果:カリン


カリンは適当な鍛冶屋に炉と金床を借りて、「名前はまだ無い」の作成を開始した。
…。
…。
…。
そして、「名前はまだ無い」が完成した!

『名前はまだ無い』
−−−−−−−−−−−−−−−
武器種類:片手剣
斬り攻撃力:14
突き攻撃力:3
叩き攻撃力:0
(攻撃型発生)打斬攻撃力:6
操作:普通
射程:1〜3
受け:3
重量:3.75
形態:波刃
属性:神聖
耐久:LV2
命中修正LV1
特徴:耐錆 耐熱(弱)
−−−−−−−−−−−−−−−



 
カーテローゼ・コールラウシュ

カリンは屈強な騎士が多くいるというシルヴァードにやって来ていた
特殊な鉱石を見つけるため、護衛をしてくれるものを探していたのだが
途中で路銀が尽きてしまっていた。

「なんにしてもお金が必要だからね…
さ〜て、とりあえずここで少しお金を稼ぐかな」

そう言うと彼女は仕事道具を取り出し始めた。



 
エルティナ・グリーン

エルティナは曇った空を見ながら思った。
(叡智の塔って・・・そーいやなんだっけ?)
イ・サードにある叡智の塔のことだ。
(なんか行ってみたいなぁ・・・)
エルティナはシルヴァードの龍追いギルトを止め、イ・サードの叡智の塔
を目指すことにした。


 
エルティナ・グリーン


少女が空を見上げる、あいにく曇り模様だ。
その少女エルティナ・グリーンはシルヴァードの実家から出てきて初日、
何をしようか迷いながら空を見上げ歩いていた。
(ギルトにでもいってみるべきかなぁ?)
早朝にも関わらず人の流れは急だ。流れに巻きこまれないように壁つたいにして歩く。
(憩いの広場ーって雰囲気でもないしー)
できれば広場には晴れにいきたいと思うエルティナは、
(誰かいないかなぁー?)
と辺りをきょろきょろうかがいながら、一応にギルトを目指した。

 
冒険者シャ・ラ


引きずられるようにしてついてくるシエラを見て、また彼女が、自分の心の宇宙に潜り込んでいることに気付いた。

心の中で<

「この子ってば、天然かしら…」
そんな事を思いながら彼女達は竜追いギルドにして酒場兼宿屋の、
「鷲の止まり木亭」へと進んでいった。

舞台は、竜追いギルド「鷲の止まり木亭」へと移動します



 
シエラ・バゼラード


 シエラは完璧無抵抗で歩いている、そのわけは。
(街の人ってナンパした人と手を結んで自慢でもするのかしら・・・・。)
(あ、それともナンパした人たちはみんなこれがセオリーなのかも。)
(でも、こうやって引きずられるのも楽でいいな・・・・)
(どうせ、ナンパの自慢だから手でもふってあげようかな・・・・)
(あ、でも相手が増えちゃって大変か・・・・)
と、自分でまた勝手に納得した。だが手を振ってできた仲間たちと一緒に手を繋ぎながら歩いている自分を想像してみると・・・・
(両手がふさがっちゃって手を振れないじゃない・・・)
そして、自分たちが転んだりしたらどうなるか想像してみると、
(うっわぁー、こりゃ痛そうだ、やっぱ手は振らないどこ。)
結局、シャ・ラには悪いなぁーと思いつつも手を振らなかったのだった。


 
冒険者シャ・ラ


シエラ<

嬉しそうに両手を合わせて笑う。
「はい、決まり! じゃあ、早速宿屋に行きましょうか」
言って、シエラの手を引いて歩き出そうとする。



 
シエラ・バゼラード


シエラはほけぇーとシャ・ラを見つめてた。シャ・ラの提案にはすこし驚いたようである。
(これが・・・口説きというものね・・・・)
誤解はまだしているようだったが・・・、
(行く当てもないし、だいじょーぶかな)と心のなかで決断していた。

シャ・ラ<

「ご迷惑でなければ、同行したいです。」
それからぺこりと頭を下げて、
「よろしくお願いします!」と、街中に結構響く声でそう答えたのだった。



 
冒険者シャ・ラ


何か葛藤しているらしいシエラの様子を覗き込み、
(…なにか、激しく誤解されていないかしら)
どうもそのような気がしてならないようだ。
シエラの表情には特に妖しい所は無いのだが。
(まぁ、いいか)

シエラ<

「それでね、シエラ。
わたしも冒険者だって話はしたわよね?
相棒にインデイトっていうエルフもいて、まあぼちぼちとやっているんだけれど…、わたしたちと一緒に来て、ちょっと冒険というものについて勉強してみる気はない?
ほら、冒険者の死亡率が一番高いのが、駆け出しのときなのよ。
それも初陣。
次に高いのがちょっと意表で、冒険者になってから半年くらいね。
ちょっと経験を積んで、強い気になって油断した頃に『ころり』って訳ね」
口元に人差し指を当てて、軽く首を傾げてみせる。
「こんな所で出会うのも縁だし、放っておく気にもなれないのよね。
ね、そうしない?」
ほぇ〜っ、という感じで見上げてくるシエラに、笑って訊ねる。



 
シエラ・バゼラード


完璧に緊張しきったシエラ。おずおずと、

シャ・ラ<

「…。はい、シャ・ラでいいんですね…。私の方は別に呼び捨てでもいいですから…」
(こういう街では女同士でナンパしあうのね…)
何かを完全に誤解している。
そして、徐々にシャ・ラのペースに押されていく。
「あ、はいぃ。新米の冒険者ですぅ…」
…、少し緊張が解けてきたらしい。
(この人が笑うと綺麗だなぁー…。がぅぅぅ、私もこぉーいうふうな顔に生まれたかったな)
忠告には、「はいぃ、分かりました」と、本人が思っているエンジェルスマイルを出した。
「こちらこそ、よろしくお願いしますね」
と、シャ・ラと握手を交わしたのだった。
(この人は何で私なんかに話し掛けてきたんだろう…? ふみゅ、もしかしたらこの人は…この人は…、この人はぁぁぁぁ!!!!
…でもそんなわけ無いか。この人は信用しても良さそうだな……)
勝手に自分でごちゃごちゃと混乱しているが、顔には出さず、シャ・ラが次に何を切り出してくるのか、待っていた。



 
冒険者シャ・ラ


緊張の塊と化したようなシエラに、シャ・ラはまた、くすりと微笑んだ。
(かーわい、人と話すのもあんまり慣れていないのかしらね?)

シエラ<

「シエラね、わたしはシャ・ラ。
『シャ』が名前で『ラ』が名字って訳じゃないのよ。シャ・ラで名前なの。
シャ・ラと呼んで。『さん』なんて、いらないから。
だからわたしもあなたをシエラって呼ばせてね。
見ての通りあなたと同じエルフで冒険者なんてやっているんだけど…
あなたも同業者みたいね?」
にこにこと笑みを浮かべながら続ける。
「ここならいいけど、他でもそんな風に無防備におのぼりさんやってちゃ駄目よ。世の中、腹黒い奴がもう、掃いて捨てても切りが無いくらいに居るんだから、ね?」
言ってから、シャ・ラは手を出した。
「とりあえず、よろしくね☆」

心の中で<

それにしても、この子はどう見ても新米よね?
しかも一人旅。
…少し心配ね。
同業者だし、同じ種族のよしみもあるし…。
あ、思いついたわ☆
……たまには教師の真似事をしてもばちは当たらないわよね?



 
シエラ・バゼラード


シエラは不意に掛けられた声に気付く。

シャ・ラ<

「は・・・はい、初めてです・・・。」
(うっわぁー話し掛けてきたよぉー、あ、でもこの人エルフだぁ)
と緊張しながら相手を観察している。
「・・・お・・・お名前はぁ、なんていうんですかぁ・・・?
私は、シ・・・シエラ・バゼラードっていいます・・・。」
かなりの緊張でばくばくと心臓がうごく。
彼女は目を伏せ深呼吸をしながら、シャ・ラの回答を待った・・・。


 

冒険者シャ・ラ


ほやほやと欠伸をしながら、通りをエルフの女性が歩いている。
朝日に輝く白金の髪をなびかせて。今は瞼に隠れているが、その瞳の色も白金だ。彼女の相棒のインデイトなどが惚れ惚れと見とれる美しさだ。
「んー…っ」
朝の空気を思い切り胸に吸い込んで伸びをする。
肺に空気が冷たく流れ、それで目は覚めたようだった。
それで、彼女は散歩を続けた。
相棒が布団にくるまっている頃の朝の散歩は彼女の日課である。
「早起きは三文の得と言うものねー」
事実、彼女はこの朝の散歩のおかげで幾度も幸運な目に遭っている。
例えば野宿の時に、彼女が散歩に出て行った後で相棒が早起きの野盗に襲われたり、例えば冒険で山に行ったとき、彼女が散歩に出て行った後で地滑りが起きて、ちょうど野営地が下敷きになったり(インデイトは用を足しにいっていて無事だった)。
「今日は何かいい事はあるのかしらねー」

(珍しく馬車も人通りも多いわね。何かあったかな…。
…そっか、今日は商隊が来ているんだったっけ)
往来を進んで行く馬車と、それを避ける為に渋滞に巻き込まれていく人々を、他人事を見るように、やはりそれに巻き込まれているシャ・ラは眺めていた。
「あら?」
その中に他とは毛色の違う人物を発見すると、シャ・ラは興味を覚えて注意を向けた。髪を後ろで束ねた、可愛らしい少女だ。
瞳を輝かせて、人々と馬車を見てまわっている。
郊外出身のおのぼりさん。そんな言葉が彼女の頭に浮かんだ。
年で言うと、彼女より三つ四つ下程度だろうか。
シャ・ラはエルフにしては幼いとさえ言える年頃だが、少女はそのシャ・ラよりも若いようだ。
自分と同じエルフ。その親近感が沸いて彼女はその少女に話し掛けた。

シエラ<

「おはよう」
微笑みながら、少女に話し掛ける。
「この街は初めて? 何から何まで珍しそうな表情をしてたわよ」




シエラ・バゼラード


ある朝、それは唐突に始まったわけではない。
彼女はただたんに騎士王国を観光気分るんるんで歩いていた。
早朝、にもかかわらず街には人が大勢行き来していた。
その人の流れの中に彼女は身を委ねていた。
(あさっぱらから、大勢人がいるなぁー、
人がいないときを見計らって街を探索したかったのに)
と、心中で愚痴りながら彼女ことシエラは大通りへと流れていった。

(うっわぁー馬車がいっぱいだぁー)
彼女は大森林フィアヌスの出身で、馬車などは大森林にはない、つまり彼女は馬車を見たことないのだ。
大森林ではほとんど木々に囲まれていて馬車はその木々に阻まれて通る事ができないのである。
初めて見た馬車、しかもいっぱい・・・。
シエラは憧れの馬車を目の前にして憧れの先輩モードの目線で馬車を凝視していたのであった。