“ラミュイニュの野”に造られた、マインドフレイアたちが生活を行う場所。 建造物は、サーマヴァーロフ山脈から採掘された大理石(中でも、特に白色のもの)を用いて建てられ、“白の町”の様相を持つ。 人口は50人ばかり。若いマインドフレイアは多くが世界を記憶するために旅立っていく。 旅から帰ってくるものもおり、その年齢は様々だ。年老いるまで戻ってこないものもいれば、すぐに戻ってきてしまうものもいる。また、旅先で“遺された記憶”を手にしたものはその大部分が帰郷している。 おそらく、外の世界で彼らを知る人族にとっては意外な事だろうが、マインドフレイアたちの生活は通常の人族のものと大して変わらない。 家畜の世話をし、植物を育て、日々を営んでいる。 外の世界で技術を学んだ(頭だけでなく、肉体の知識として)ものが、町の子供や若者にその技術を教えていることもある。 店屋もあり、造るのに特殊な技術が必要な生活用品や細工物、外の世界に行くものが必要とする道具などが売られている。 |
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