PBeM
〜Dragon Pursurs〜
竜追い達の唄

遺跡都市シューレスク:
十数年前に発見された遺跡を改良した、森の中の都市。
地面を掘り下げて地階に造った建物が並んでおり、街通りなどの構造は迷路のように入り組んでいる。
巨大な神殿が町の中心部に建っているが、その扉はここが発見されてから一度も開いた事がないという。

投稿(件名…長姉の館 訓練場)
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長姉の館
四国の天幕
訓練場
講堂
義兵の営舎
武具の間
詰め所
地下第二層
厩舎
情報部 幕舎 司令部



GM

 行動値判定:
 ミフネ16+5=21 (16+2D4) アクラ14+3=17 (14+1D12)


「とった!」
 転倒したアクラが反撃してくる事は困難だろうと見て取りミフネは渾身の力を込めて刀を打ち下ろす。

 命中判定:分類/偽刀徹・強打 > アクラ
  ミフネ:優秀な命中! < 左腕で防御
   > 26ダメージ!
    > 「重傷/左腕」!
    > 「出血Lv.2」!


 避けられぬと見切りを付けて、アクラは、楯を装備している方の腕で、何とか攻撃を防御しようと試みる。
「うぐぉっ!」
 ミフネの攻撃は左腕に直撃した。
 強い意志力で、痛みに意識を奪われることだけは免れ、アクラはそのまま地面を転がる。

 敏捷判定:分類/急速復帰・転倒
  アクラ:成功!


 大振りの隙を、辛うじて活かすことができたアクラは、何とか、追撃を受けるよりも先に立ち上がることに成功する。

  4ダメージ! > アクラ

 【3ターン終了】

 ミフネ  HP65/71 MP53/53
 アクラ  HP?-42 MP? 行動制限/足 重傷/左腕 出血Lv.2(左腕) 潜在ペナルティ(意識不明瞭)



GM

 行動値判定:
 ミフネ16+3=19 (16+2D4) アクラ14+4=18 (14+1D12)


「まさか拳打でくるとは…迂闊でござった。
 さすがは傭兵部隊を率いているだけのことはある。
 だが、まだまだ!さぁ来い!」

 ミフネは言い放ち、剣を構える。
 判断をいち早く終えたのはまたもミフネだったが、彼は今度は機を待つことにしているようだ。

「長物の利点は、優れた使い手の元にあればこそ、攻防一体の最高の武器となる。受けて見せい!」
 アクラはテンポの良い運足で間合いを調整し、突きにかかる。

 命中判定:分類/ショートハルバード > ミフネ
   ミフネ:先読み(1) +10% 優秀な回避!


「むっ」
 素早く突き出された穂先を、ミフネは屈んで避ける。すかさず、ミフネは剣を振るい、力よりも技と早さを重視した攻撃で足払いを掛ける。

 命中判定:分類/偽刀徹・命中重視(10Pt)・部位狙い/足払い > アクラ
  ミフネ:命中!
   > 12ダメージ!
   > 「行動制限/足」!
    > 「転倒」!


「ぬぐっ」
 勢いよく足元をすくわれ、アクラはくるりと反転しながら転倒する。楯を装着した方の手で受け身を取ろうとするが、派手に失敗した。

 【2ターン終了】

 ミフネ  HP65/71 MP53/53
 アクラ  HP?-12 MP? 転倒



GM

 行動値判定:
 ミフネ16+5=21 (16+2D4) アクラ14+6=20 (14+1D12)


 機先を制したのは、ミフネだった。

 敏捷判定:分類/体術・軽業・間合い
   ミフネ:成功!


 今は、このドワーフの間合いであろう…
 まずは間合いに入らなければなるまい。
 そう考えたミフネ。
 無造作に、アクラとの距離を詰め一撃にその魂を込める。
「受けてみよ、ひとつのつるぎを!」

 技能判定:分類/武術・壱の太刀(偽刀徹) > アクラ
  > 命中!
   < 防御!


 大上段から振り下ろされたミフネの峻烈な一撃を、アクラは、高く掲げた楯で防ぎ、横に捌く。
「――思ったよりもな、重いな!」
 ドワーフの口からうなり声が洩れる。
 彼は攻撃を捌きながら、力強く踏み込み、ハルバードを持ったままの右手を思い切りよく振り回す。
「ふぅん!」

  命中判定:分類/格闘術・重拳 > ミフネ
   > 命中!
    > 6ダメージ!


 武器を持ったままなされたアクラの拳撃は非常にバランスが悪く、ほとんど当たらないもののように思われたが、攻撃動作の間の隙をつかれたか、それとも格闘の攻撃が予想外でもあったのか、ミフネはそれを食らった。
 もっとも、大した痛手ではない。
 槍斧の刃を直撃されれば、こんなものではないだろうし、太刀の一撃ならば何をかいうまい。
 突きを放ったあと、重装備の身を軽々と操って、アクラは距離を取った。ミフネの剣は届かず、アクラの槍斧ならば届く、その絶妙な距離だ。
 その場で姿勢を低く構え、今度は両手で握った槍斧を前に突きだしている。

 【1ターン終了】

 ミフネ  HP65/71 MP53/53
 アクラ  HP? MP?



GM

 この戦場は非常に広い。周囲で訓練をしていたり、運動をしていたりするものも、それなりの間隔を取って行っているからだ。大型の武器を振るうのにも全く、支障がないだろう。
 ミフネとアクラの間は10フィート(約3m)ほどある。二人の間に邪魔になるようなものはない。
 足元は少し固めの土。所々に雑草が生えている。

 アクラは武器を構えて、ミフネの出方を待っている。
 実力差については――ミフネには判断しきれなかった。
 戦いを始めてみて、それから少し集中して観察すれば、ある程度のことは掴めるだろう。

 行動値:(行動開始の直前に決定されます)
 ミフネ (16+2D4) アクラ (14+1D12)


 【訓練開始】

 ミフネ  HP71/71 MP53/53
 アクラ  HP? MP?



アクラ

ミフネ<

「その意気、受け止めた。
 どちらかが気絶するか、互いに危険だと判断したところまでやろうぞ。
 さあ、いつでも来るがいい!」
 両手持ちの槍斧を片手で握り、後ろに構えた。


ミフネ

「なれば、実戦で御願い致そう。
 仕えるべき主君も帰るべき国も失いし流浪の身なればこそ、この刃に掛けて全力で挑ませてもらおう。
 いざ!尋常に!!勝負!!!」

 トールより受け取りし、偽刀徹を抜いて相手の前に立つ。


アクラ

ミフネ<

「構わんぞ。わしはアクラ。
 大陸の北東部、母なるヒルデリア山脈に守られた地底の大王国、鉄と銀の都、栄えあるロード・ゴウロの戦士にして、ドワーフの傭兵隊、“自由な金槌”の隊長でもある。
 力一杯やらせてもらおう。部下たちの前で無様な真似はできん。
 訓練のルールはどうする?
 癒し手はそこら中にいるから実戦さながらの訓練でも構わんし、始めに血を流した方が負けでも良い。シルヴァードの騎士どもに倣って寸止めとかいうものでも問題はなかろう」
 話しながら、持っていた楯を、左腕にベルトで固定している。


GM

 ドワーフは、話しかけてきたミフネを見やり、にやりとして頷いた。


ミフネ

 ミフネはドワーフの戦士に話しかけた。
「拙者、ミフネと申す。
 少し身体を動かしたいと思っておるのだが、もし構わなければ一手ご指南いただきたい。
 よろしいか?」


GM

 ミフネは、訓練場の中を見渡した。
 そこかしこで、素振りをしたり、運動をしている姿が見られる。遠くの方には、正規兵らしい一群が、集団で訓練をしているのも見えた。
 一人、二人、三人。
 手持ち無沙汰な様子の冒険者の姿が、三つ、見付けられる。

 一人は、小型の戦鎚をぶら下げた若い男だ。胸に豊穣の神のシンボルを下げているので、僧侶戦士なのだろう。といって、この地の文化に疎いミフネには区別は付かないが。
 一人は、ドワーフの戦士だ。片手に槍斧、片手にスパイク付きの楯を持って、ミフネと同様に、適当な運動相手を探しているように思える。
 一人は、剣士だ。簡単に急所だけを守った防具に、細身の剣を身に付けた、エルフだ。


ミフネ

 ミフネは武具の間でトールから偽刀徹を受け取った後、訓練場に戻っていた。
「この剣は、この地の武具にしてはカタナに似てはいるが、どの程度使えるものか…少し試してみるか…」

 訓練場の中を見渡し、練習試合を受けてくれそうな相手を探してみる。

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