PBeM
〜Dragon Pursurs〜
竜追い達の唄

遺跡都市シューレスク:
十数年前に発見された遺跡を改良した、森の中の都市。
地面を掘り下げて地階に造った建物が並んでおり、街通りなどの構造は迷路のように入り組んでいる。
巨大な神殿が町の中心部に建っているが、その扉はここが発見されてから一度も開いた事がないという。

:長姉の館:
 騎士王国シルヴァード、大魔術師王国イ=サード、サノット共和国、神聖王国ミノッツの四国の同盟で計画された、対魔物戦線の司令部であり、連合軍の本拠地である。
 義勇兵の募集もここで行っている。

投稿(件名…長姉の館)
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長姉の館
四国の天幕
訓練場
講堂
義兵の営舎
武具の間
詰め所
地下第二層
厩舎
情報部 幕舎 司令部



レイヴィス・エルド・ルーイン

受付<

「そうか、ありがとう」
 レイヴィスはそう言ってその場を後にして訓練所に向かう。




シュリ

受付<

「訓練所を借りる・・・」
 ミフネと共に訓練所に向かう。



 
受付

レイヴィス<

「夜はみなの遊戯を深めるための宴があったな。日が落ちたら、四国の天幕―中央の大きな建物さ―に集まってくれ
 他には、特にないな。 一ヶ月くらいはフリーだよ。
 英気を養っていてもいいし、訓練に打ち込んでもいい。食費も宿代も当面は無料さ」

シュリ&ミフネ<

「試合かい?
 気をつけろよ。訓練だっていったって、打ち所が危なければ死んじまうからな」



 
レイヴィス・エルド・ルーイン

受付<

「ん……判りました」
短く答えレイヴィスは言われたとおりに、書類へとサインをした。

「この後・・・私達がやるような何か予定という物はありますか?」



 
GM

 試合をなされるのでしたら、そのための場所を作成しましたので、そちらでどうぞ、ご遠慮無く(笑)

 
シュリ

ミフネ<

「・・・」
 瞬殺者、それはシュリにとって決してよい二つ名ではなかった。
 勝ち上がり出会った仇に手も足もでなかった。
 屈辱の名でもある。
「・・・手加減はしない・・・」
 同意の言葉をつむぎだし、頷く。



 
セッシュウ=ミフネ

シュリ<

 悪意無くに・・・微笑みを浮かべながら、まるで食事でも誘うよう気楽に、そして少しばかり申し訳なさそうにシュリに願い出る。

「ところでシュリ殿。魔物討伐でわれわれ義勇兵が本格的に投入されるまでしばしの時間的余裕があるようでござるが、それまでの間に少々手合わせしていただけぬでござるか?
 サノットの闘技場「煉獄」では瞬殺者との二つ名で呼ばれるようになったとも聞き及ぶシュリ殿に兵法を極めんとする者として、剣闘士として、一手御指南願いたい」

(闘技場を出てしばらくが経った・・・戦士としての勘を取り戻さねば)



 
受付

レイヴィス<

「ああ、この書類にサインをしてくれ」



 
レイヴィス・エルド・ルーイン

(ふぅ・・・やっとついたか)
 シリィンからの長旅の疲れを癒す間もなくレイヴィスは対魔物戦線の司令部へと顔を出した。
 そこで周りを一望した後、受付らしき人物を見つけて声をかける。

受付<

「義勇兵の募集を見てきたものですが……登録等はこちらの方でよろしいですか?」



 
シュリ

ミフネ<

 畏怖も何もない言葉に戸惑いながら、
「・・・よろしくな」
 ぶっきら坊に答える。



 
受付

トール<

「おお、それは助かるな。
 じゃあ…仕事の具合にもよるが、…そうだな、だいたい1500Rdくらいは約束しよう」 

(ひと月の間何をしているか宣言してください。
 のんびりとしている、瞑想している、訓練しているなどです。
 それぞれ、“本番”でのある程度の効果が見込めます)



 
トール・ハスタール

受付<

「なるほどのう。魔物1体の力はそれほど強くないのか。少しばかり安心じゃ。
 話は変わるが、ここに鍛冶場はあるかの?
 戦場に近いから装備品の消耗も激しいと思うんじゃが、
 わしは鍛冶の技能も持っておるで出立まで小遣い稼ぎ…
 いや、みなの準備を整える手伝いがしたいのじゃが、できんかの?」

 魔物がそれほど強くないと言われて安心したのかトールは出立までの一月の間、鍛冶の技術を活かして武器の補修や製造の手伝いをしたいと申し出た。
 その裏には戦いで活躍できない分補給面で活躍し、少しでも金銭を稼ぎたいとの考えもあるのだろうが。



 
セッシュウ=ミフネ

シュリ<

「ほぅ、お主があの戦場の吸血鬼と噂される傭兵のシュリ殿か?
 立ち居振る舞いから名のある武人ではないかとは思ったが、なるほど合点がいった。
 拙者、セッシュウ=ミフネと申す。
 同じ戦場に身を置くものとしてよろしくお頼み申す。」
 そう言ってシュリに微笑みかける。

(どうやら噂ほどの悪人と言うほどでは無い様でござるが、なにか悲壮な…いや、怒りか? そのようなモノがシュリ殿の眼には見て取れる)



 
受付

シュリ<

「ああ。宿舎が用意してある。
 出立は一月後だから、それまで英気を養ってくれ。
 そうそう、今夜は宴会があるからな。
 その際に、例の指揮官のお披露目がある。できる限り参加してくれ。義勇兵同士の顔見世にもなるしな」 



 
シュリ

受付<

「なるほどね・・・騎士の司令官が来るのか・・・」
 感傷に浸るように首にかけた遺髪をいじりながら。
(あいつも騎士だったな・・・夢見たいな理想追いかけて・・・)
 忌まわしい出来事を思い出したのか凄い形相で血が滲み出るほど拳を握る。
(どんな司令官でもいいさ・・・俺は強くなって・・・あいつの仇をとるだけだ・・・)
「登録を済ましたあとは何をすれば?兵舎で休息か?」
 暴れたいのを抑えながら受け付けに問う。

ミフネ<

「先ほどからじろじろ見ていたな・・・何か用か?
 それとも戦場の吸血鬼の悪名に嫌悪でも示したか?」
 自嘲気味に笑いながら話しかける。



 
受付

トール<

「ふむ、そうだな。
 個々の戦闘力は魔物たちのほうが劣るが、奴らは数が多くてね。珍しい事に統率力も高い。烏合の衆が優秀な指揮官を得た構図だな」
 それからトールに声を潜め、
「羊の群れも獅子に率いられれば、羊に率いられた獅子に勝る。
 ちょうどこの図だ。
 ま、立場上詳しい事はいえないけどね。
 …義勇兵を募るに当って、かの騎士王国から、優秀な騎士を義勇兵の隊長として派遣するそうだから、あんたたちは大丈夫だろうが、連合軍の兵士たちは相当、不満がたまっている。
 それも状況が膠着している原因の一つだな」

シュリ<

(なるほど、かの吸血鬼か。
 …闘士、傭兵、魔術師。
 …ふむ?)
 シュリや面々を見渡して、納得顔で書類に何かを書き記す。 



 
トール・ハスタール

受付<

 言われるままに自分の名前を書き付けながら、受付に話しかけるトール。
「ところで、戦況はどうなのじゃ?
 わしらのような義勇兵を募るからにはあまり芳しくないのじゃろうが、相手の魔物はどんなやつかの? 正規の討伐兵が苦戦するほど手強いのか?」



 
セッシュウ=ミフネ

受付<

 近くで同じように手続きをする赤い髪と紅の瞳の男をチラッと見てから受付に向かい、
「あい解った」
 そう言って、書類にサインをしていく。

シュリ<

(あの男の物腰、そして鎧に染み付いた褐色の染み…技量は拙者と同等、いやそれ以上かも知れぬ。)



 
シュリ

受付<

「すまない・・・知った顔がいないか探してしまってな」
(奴はここにはいないか・・・)

 記入を済ますと横で同じように手続きをしていた冒険者がギョっとした顔で、「シュリだと!?戦場の吸血鬼も参加しているのかよ」と、一瞬ざわめきが起こるが歴戦の冒険者が多いのかすぐに収まる。



 
受付

 受付は、だが、動じない。
 永年冒険者のギルドで働いてきた彼は、下手な冒険者よりも様々なものを見てきているのだ。

ミフネ&トール<

「ではこれにサインを。冒険者のリストを作らなきゃいけないんでね」

シュリ<

「書類に記入しなきゃ整理がつかないから、できるだけ速やかに記入してくれよ〜」



 
ミフネ&トール

 魔物討伐に参加するため集まった冒険者を掻き分けて受付カウンターに向かうミフネとトールの二人。

 少なからず忙しそうに事務をこなす受付にむかい、ミフネが言葉をかける。

受付<

「すまぬが、我らはイ・サードの竜追いギルドより魔物討伐の義勇兵として此処に馳せ参じた者でござる。受付をお願いしたい」

 異国のラメラーアーマーを纏い、背中にこれまた異国の野太刀を背負うミフネと魔術師風のローブを着ていながら厳つい戦槌を担ぐ、人としてはやや小柄なトールの二人は数多い義勇兵の中でも奇異に映り、周囲から注目を集めている様にも見えた。



 
受付

シュリ<

「ああ、じゃあ、これにサインを」
 と、書類を差し出し、記入を促す。



 
シュリ

「義勇兵の依頼をうけてサノットからやってきたシュリだ。宜しく頼む」
 軽く周囲の様子を観察しながら仕事を待つ

 
GM

 館は、シューレスクの中心にある。
 外観は石材で作った砦というようなもので、見るからに頑丈そうな造りをしている。造られてから三年しか経っていないが、激烈を極めた魔物との戦いの中で傷み、増築を検討中だそうだ。
 砦の入り口には義勇兵の登録用の受付がある。
 最近布告された募集を受けて、既にかなりの数の冒険者が集まって来ている。